すでに大きな話題となっている、HTC×KDDI共同開発の日本特別仕様スマホ『HTC J ISW13HT』。実機をじっくり触りました。
■ホワイトモデルには白、レッドモデルとブラックモデルには黒の高音質ヘッドホンが付属
Beatsとの協業による、Beats by Dr Dre urBeats In-Ear Headphonesを同梱。ホワイトには白、レッドとブラックには黒のヘッドホンが付属する。
このヘッドホンを装着すると、最適化されたエンハンサー“Beat Audio”を選択可能に。中域から低音が豊かになり、大口径ドライバー採用ヘッドホンで聴いているかのような印象を受けた。
ヘッドホンはワンセグ視聴時のアンテナとしても利用する。
■明るいレンズと裏面照射型CMOSの高性能カメラ、撮影機能も充実
カメラの標準画面にシャッターボタンと録画ボタンが並び、ワンタッチで1080PのフルHD動画を撮影できる。動画撮影中のオートフォーカスと手ぶれ補正に対応。動画撮影を継続しながら写真撮影も可能だ。
LEDライトの点灯設定も変更できる。
シャッターボタンを長押しすると連写となり、撮影後に気に入った写真を選んで保存できる。
右上の青いボタンを押すと、トイカメラふうなど各種エフェクトを利用可能。味のある写真に仕上がる。
カメラはF値2.0のレンズと800万画素の裏面照射CMOSを搭載した高感度仕様。
LEDライトは明るいだけでなく、調光精度が高めで被写体が真っ白になることがない。
また、撮影メニューがシンプルで使いやすく、動画や連写、エフェクト、HDRなどいずれもカンタンな操作で行なえる。
店頭などで触る機会があれば、この楽しいカメラ機能をぜひ試してみてほしい。
■WiMAXテザリングに対応
下り最大40MbpsのWiMAXに対応。最大8台接続のテザリングも利用できる。
■端子カバーには水の侵入を防げるパッキン付き
本体上部には電源ボタンとヘッドホン端子を搭載。防水仕様をうたってはいないが、ヘッドホン端子にはパッキン付きのカバーが付けられている。
側面のマイクロUSB端子にもパッキン付きのカバーを搭載。本体の厚さ10ミリと、大容量バッテリー搭載のハイエンドモデルにしては非常にスリムだ。
背面は上から800万画素カメラ、赤外線ポート、LEDライトを搭載。下部にはおサイフケータイのFeliCaチップを備える。
■バッテリーは安心の1810mAh
SIMカードは標準サイズ。マイクロSDカードスロットも搭載。バッテリーは1810mAhと大容量だ。
■スマホの画面をワイヤレス出力できるアダプターも発売予定
MWC 2012で発表された『Media Link HD』にも対応。HTC Jで再生している動画や写真などを、Media Link HDに接続したテレビなどにワイヤレス出力できるアダプターだ。HTC Jと同時期の発売を予定しているが価格は未定。
■OSは最新のAndroid 4.0
本体下部のボタンはAndroid 4.0のGALAXY NEXUSと同じく、右側のメニューボタンがアプリ利用履歴に変わっている。ただし、アプリの選択画面は横スクロールになっており、タスク終了は上スライド操作となっている。
設定メニューはAndroid 4.0標準に近いデザインだ。WiFiは802.11a/b/g/nに対応し、高速な5GHz帯も利用可能。
アプリ選択画面は、従来のHTC端末と同じタブメニューを採用。右上にPlayストアやメニューボタンを用意するなどAndroid 4.0の要素も取り入れている。
auのEメール用絵文字は、先日発表されたドコモと共通デザインのものになっている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります