週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

スマホへデータ転送できるマイクロUSB搭載メモリー『JF-UFDP4S』レビュー

2012年04月21日 19時00分更新

 みんなたちはスマホから何かデータを移動するとき、どんな方法を使いますか?
 
 メールやクラウドなどインターネットを利用する方法や、赤外線やBluetoothをつかって直接転送する方法があります。けれど、圏外のときや相手が赤外線ポートを搭載していない端末だったり、Bluetoothのペアリング設定がめんどくさいときなど、いざデータを転送しようと思ってもすぐにできないことってありますよね。

 スマホにもタブレットにもPCにもつながるUSBメモリー『JF-UFDP4S』なら、圏外のときでも相手が赤外線やBluetoothを使えなくてもカンタンにデータを移動できます。

A端子とマイクロB端子を搭載
パーフェクトUSBメモリーレビュー

 『JF-UFDP4S』(関連記事)は、PCでおなじみのA端子とスマホやタブレットで使われているマイクロB端子の両方を搭載した4GBのUSBメモリー。つまり、使い方は一般的なUSBメモリーと同じ。カバーを外してデータを移動したい端末につなげるだけ。

 「端末につなげるだけ」とはいうものの、マウントされる場所はどこなのか? そもそも、ちゃんと認識されるのか? そんな細かいところを確認してみました。

 なお、マウントされたことを伝えるメッセージの表示方法や、USBメモリーがマウントされる場所などは端末によって異なります。そのあたりは参考程度にとどめてください。
 
 端末は『Xperia acro HD SO-03D』、ファイル管理アプリは『アストロファイルマネージャー』、書類データの表示には『Office Suite Viewer 6』を利用しました。

 

■スマホがUSBメモリーを認識すると

 スマホに『JF-UFDP4S』を挿し込むと、まずLEDランプが点灯し、端末の画面にはUSBメモリーを認識した旨のメッセージが表示されます。

パーフェクトUSBメモリーレビュー
↑正しく接続できると、LEDが点灯。ファイルの読み込みや書き込みをしているときは点滅します。
パーフェクトUSBメモリーレビュー
↑画面上にも“接続されているUSBデバイス:USB Device”と表示されるので、ちゃんとスマホ側も認識したことが分かります。

 

■マウントされている場所を見つける

 説明書によると、“mnt/sdcard/external_usb”にマウントされるらしいのですが、『Xperia acro HD SO-03D』ではどうも見つからず、少々さまようことに。結局、“mnt/usbdisk”に見つけて、無事ファイルを閲覧できました。

パーフェクトUSBメモリーレビュー
↑マウントされる場所は端末によって異なる様子。探すにはディレクトリー構造がだいたいわかっていないといけないかも。

 

■スマホにもある“安全な取り外し”

 「ほっ」と安心して、そのまま取り外すことなかれ。PCと同様に、スマホでもマウントを解除してから、取り外す必要があります。自分の大切なデータを壊さないためにもキチンと行ないましょう。

パーフェクトUSBメモリーレビュー
↑引き抜くときは、“設定”から“ストレージ”を選び、“USBストレージのマウント解除”を忘れずに。

 ディレクトリー構造を意識したり、USBメモリーのマウントを解除し忘れないようにしたり、スマホ初心者にとって慣れない操作が必要になってしまいます。ですが、WiFiやBluetoothとは異なり、特別な設定なしで手軽にデータを移動できるのは、非常に便利でした。

 対応機種は、Android 2.3以上の端末。さらに、キーボードなどを直接つなげられる“USBホスト機能”と、スマホをPCにマウントする“USBマスストレージ機能”に対応している必要があります。
 
 公式で動作確認がとれている端末以外にもいくつか試しみたのですが、やはりどれも使えませんでした。

 

公式で動作確認済みの機種

◆スマホ
『GALAXY SII SC-02C』
『GALAXY SII LTE SC-03D』
『Xperia NX SO-02D』
『Xperia acro HD SO-03D』
『Xperia acro HD IS12S』
『ARROWS X LTE F-05D』
『ARROWS Z ISW11F』
『P-04D』
『REGZA Phone T-01D』


◆タブレット
『ICONICA TAB A500』……A端子を利用。Android 3.2.1へバージョンアップが必要。
『Eee Pad Transformer TF101』……A端子を利用。Android 3.2.1へバージョンアップが必要。
『Thinkpad Tablet』……A端子を利用。
『ARROWS Tab LTE F-01D』
『Sony Tablet Sシリーズ』……Android 3.2.1へバージョンアップが必要。

 製品は、大手量販店やオンラインショップで販売中とのことです。

 

『JF-UFDP4S』
●フォースメディア
予想実売価格 2000円前後
製品ページ
動作確認済み機種一覧

『アストロファイルマネージャー』Google Play
●Metago
価格 無料

『OfficeSuite Viewer 6』Google Play
●Mobile Systems
価格 無料

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります