『TW3A-A31C77H』に搭載されているCPUは、ウルトラブックと同等の高性能なコアi7。写真のレタッチや動画サイトでのフルHD再生はもちろん、ブラウザーゲームといった重めの処理も快適にこなしてくれます。実際にFLASHを多用したページを開いてもスムーズにスクロールできて、Atom機のようなガクガクした動きもしないし、画面をタッチした際の反応もなめらかで速かったです。また、高性能ながら消費電力が低く抑えられているので、重量1キロ強で駆動時間は実測で5時間半以上と十分な長さを確保している点もうれしいですね。
本体右側面に“Fn”キーを備えていて、これを押すことで独自メニューを呼び出せます。ひとつは各種設定を簡単にできるもので、輝度やボリューム調整から、ブルートゥースや無線LAN、加速度センサーなどのオン・オフが可能なもの。もうひとつが、実行中のソフトをサムネイルで一覧表示するもの。ソフトのサムネイルをタッチすればそのソフトを呼び出せるほか、“×”ボタンでソフトを終了することもできます。タッチ操作ではタスクバー操作が難しくなるだけに、重宝する機能ですね。
↑FLASHが使われていても、もたつくことなく指先でスムーズにスクロール可能。 |
↑サイズはA4。週アスと比べるとやや大きいサイズで横幅は同じ。iPadより2周り程大きい。 |
↑Fnボタンを押すと表示されるメニューから、デバイスをオン・オフできる。 |
単純にウェブを見るだけならiPadやAndroidといったタブレットのほうが便利な面もありますけどが、数多くあるウィンドウズ用のソフトをそのまま利用できるのが何よりの魅力。ソフト環境も含め、機能や性能に妥協したくない人におススメしたい製品です。
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