イギリスの豪華客船、タイタニックが沈没したのが1912年4月14日。ちょうど100年前の本日です。処女航海で氷山に衝突、1500人以上が犠牲になったドラマチックなこの海難事故は幾度となく映像化されましたが、ジェームズ・キャメロンが'97年に発表した映画は世界中で大ヒットしました。
4月7日より本作の3Dリメイク版が劇場公開されていますが、同監督の『アバター』などとは異なり、オリジナル素材は3Dで撮影されておらず、全フレームに対して途方もない手間とお金をかけ3D化しています。沈没100周年とあり、リメイク版も世界で再注目されてますが、完成度はいかなるものでしょう。
幼少からタイタニックのストーリーに魅せられ、映画も何回も観てDVDまで持っている私のような人には、いくら3D化されたとはいえ、わざわざ見返す価値があるのかと半信半疑という方も多いのではないでしょうか。まぁ、気づいたら映画館にいたわけですが……。
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結論からいうとコレ、「観るしか!」です。300人のスタッフ、14億5000万円の投資はダテじゃあない。美しいだけでなく、圧倒的な臨場感で本当にタイタニックに乗船していると錯覚するほど。どうせみんなたちはストーリーの細部なんて忘れているでしょうから、なおさら観ていただきたい。そして、物語と最新技術のすばらしさを堪能しつつ、100年前より海底に永眠されている人々に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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