ウインドー内を一気にジャンプ! ウィンドウズ7、スクロールバーの小ワザ
2012年03月13日 21時00分更新
なが~いウェブページや、大量のファイルが入っているフォルダーで、違う場所を見るために、「シャー!シャー!シャー!」ってものすごい勢いでマウスのホイールを回したりしてませんか? すみません、それは私です。
ウィンドウズ7には、そんなことしなくても、もうちょっと楽に画面内を移動できる方法があるのです。
shiftキー+余白クリックでスクロールバーの好きな位置に移動。
スクロールバーの余白部分をクリックすると、普通は、1ページぶん画面がスクロールします。
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↑矢印で示されたピンク色の部分が、ここでいう“スクロールバーの余白”。 |
ところが、shiftキーを押しながら、余白部分をクリックすると……。
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↑左画面は、たんに余白をクリックした場合。画面が1ページスクロールし、スクロールバーが少し下に移動します。右画面はshiftを押しながら余白をクリックした場合。スクロールバーがマウスカーソルの位置まで移動し、画面のほうもそれに合った位置までスクロールしました。 |
スクロールバーを右クリックでジャンプメニュー
スクロールバーを右クリックしてみましょう。
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↑スクロールバー上のどこでもいいので右クリックしたときのメニュー。 |
“ここにスクロール”は、上記のshift+余白クリックと同じ動きですが、キーボードに手を伸ばさなくても、マウス操作だけでできるのがポイントです。
“最上部”または“最下部”は、スクロールバーが一番上や一番下にジャンプ。Homeキーやendキーを押したときと同じ動きです。
“前のページ”、“次のページ”は、上でも書いたスクロールバーの余白を(shiftキーを押さないで)クリックするのと同じ。
“上にスクロール”、“下にスクロール”は、スクロールバーの上端下端にある▲or▼ボタンを押したのと同じです。
なお、この右クリックメニューは、エクスプローラーやメモ帳、エクセルなどマイクロソフト製ソフトだけの仕様のようです。
まぁ、ふだんはマウスのホイールボタンをくるくる回したり、スクロールバーをつかむようにしてドラッグしたほうが早いかもしれません。ですが、フォルダー内にファイルが多い場合、スクロールバーがつかみづらいくらい小さくなってしまうことがあります。そんなときは、shift+余白クリックや、このスクロールバー右クリックを思い出してあげてください。
この記事は、昨年(2011年)6月30日で終了した『週アスコミュニティβ』内の“Windows7の部屋”に書いた記事の転載です(一部修正・加筆あり)。
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