ドイツ・ハノーバーで開催したCeBIT2012において、GIGABYTEは最新のウルトラブックを発表した。今春以降、インテルの次世代CPU“Ivy Bridge”を搭載したウルトラブックの登場が期待されるが、そこにGIGABYTEも参戦するという。
↑GIGABYTEのCeBITブース。出展者やリセラー、報道関係者のみが入場できるホールに位置している。
CeBITのGIGABYTEブースに向かったところ、2台のウルトラブックが展示されていた。さっそく紹介しよう。
『U2442V』と『U2442N』の2機種を展示
GIGABYTEブースに展示されていたのは『U2442V』と『U2442N』の2機種。いずれも“Ivy Bridge”を搭載する。
基本的なスペックは両機種とも同じだが、唯一の違いとして『U2442V』は超低電圧版、『U2442N』は通常電圧のCPUを搭載する。端末のサイズや重量に違いはない。
GPUとしてCPUに統合された『インテルHDグラフィックス4000』に加え、NVIDIAの『GeForce GT640M』を搭載。使用場面やソフトごとに適切なGPUを使用する“Optimusテクノロジー”に対応する。ディスプレーのサイズは14インチで、画面解像度は1600×900ドットと広い。
本体サイズは339(W)×233(D)×18.5~20.5(H)mm。重量は1.5kgとなっている。価格は超低電圧版が約1200ドル、標準電圧版はそれよりも高い価格帯を想定しているとのこと。
↑右側面。左からSDカードスロット、USB3.0×2ポート、HDMIポート、そしてMacユーザーにはおなじみのThunderboltポートを備える。
↑左側面。左から有線LAN、D-Sub15ピン、USB2.0×2ポートなどを備える。Bluetooth4.0にも対応。
↑閉じた状態。シルバーを基調としたスタイリッシュな印象だ。
↑正面から。ディスプレー上部のウェブカメラがポイント。キーボードはバックライトを内蔵するため暗い場所でも使いやすい。
ブース担当者によれば発売時期は5月を予定しており、日本を含む世界展開を予定している。展示機はASCII配列の英語キーボードだが、日本での発売する際には日本語キーボードを標準搭載するという。日本への展開はかなり期待できそうだ。
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