ワコムから、intuosシリーズとしては実に3年ぶりとなる新ペンタブレット『intuos 5』が発表! 発売される5モデルすべてがワイヤレスに対応し、うち3モデルがマルチタッチに対応。手触りのよいラバー仕様で、色はマッドブラックのみ。日本での発売日は3月16日(金)予定。
●新UI“ヘッドアップディスプレイ”を採用
ホイールやファンクションキーがタッチ操作に対応。ホイールの中心“切り替えキー”を押すと、作業中の画面に設定やナビメニューが出現するようになる。これにより、操作するたびに手もとのボタンを確認する必要がなくなり、慣れてくるとグッと感覚的に操作可能だ(覚えてしまったら非表示設定にもできる)。また、各プロパティ画面がナビメニューから即時、呼び出せるようになった。
●全モデルがワイヤレス化(2.4GHz RF/範囲約10m)
充電時間:全モデル共通 6時間
連続使用時間:5時間~15時間
(※型番ごとの詳細は下の製品情報を参照のこと)
ワイヤレスキット“付属”モデルも3種類用意(PTH-450/K0、PTH-650/K0、PTH-850/KO)。
●マルチタッチ対応で直感的な操作が可能に
ペンを持ったまま、画面のスクロール、拡大縮小、回転などのタッチ作業ができる。Bambooでは最大4本だったが、こちらは最大5本。(たとえば3本指でタップアンドホールドした場合→ラジアルメニューを出す、4本指で上にスワイプした場合→デスクトップを表示させる、5本指でキーストロークした場合→PhotoShopを起動する、といったことが可能)
実際に触った感想は、確かに感覚的に操作できる素晴らしさ(と気持ちよさ)があるものの、いきなり使いこなすのは難しいため、ウェブ閲覧などで徐々に慣らしていく方法が賢いと思われる。もちろん、ジェスチャーの割り当ては自分で自由にできる。
●新エルゴノミクスデザイン
重厚感があるだけでなく、手に心地よいラバー仕上げ。付属ペンの機能は『intuos4』と同じなので、4のペンをそのまま継続使用も可能だ。ラバーといっても肌触りは気持ちがいいほどサラサラしているので軽いフィット感があるといった程度だ。
作業効率、快適性、操作性が向上した新intuos『intuos 5』の価格は以下。
【製品情報】
○ペンモデル
『Intuos5 small PTK-450』 2万4801円
『Intuos5 medium PTK-650』 3万4800円
○ペン&タッチモデル
『Intuos5 touch small PTH-450』 2万7800円
『Intuos5 touch medium PTH-650』 3万7800円
『Intuos5 touch large PTH-850』 4万7800円
※エクストララージモデルは『Intuos4』を継続販売。
【外寸】
small 320.1(W)×207.8(D)×11.5(H)mm
medium 379.9(W)×251.4(D)×11.5(H)mm
large 487.1(W)×317.7(D)×12(H)mm
【ワイヤレス連続使用時間】
○スモール
『Intuos5 small PTK-450』 15時間
『Intuos5 touch small PTH-450』 8時間
○ミディアム
『Intuos5 medium PTK-650』 15時間
『Intuos5 touch medium PTH-650』 8時間
○ラージ
『Intuos5 touch large PTH-850』 5時間
【対応OS】
Windows7/Vista/XP(64bit版含む)、Mac OS X 10.5.8以降に対応。
■関連サイト
ワコム
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