今週はご存じの方もいるかと思うが、スマホのアプリと連携したデジガジェット『ショットノート』を紹介したい。
専用アプリでショットノートを撮影すると、ノートの四隅にあるマーカーを読み取って補正を自動で行ない、ノートを画面ぴったりに取り込める。平たくいえば、文字が書かれているノートを斜めから撮影しても、データ上では正面から撮影したように補正してくれるってこと。
んで、今回はホワイトボードタイプのショットノートが出たらしいのだが、これ超便利! 一時期プリントもできるホワイトボードがあったが、もう完全に時代遅れになりそうだ。
セミナーや会議でホワイトボードに記載したものをそのままデータにできるのだから、紙いらず。ライブドア時代、コスト削減のために社内資料でカラーコピーをできるだけ使わないようにさせていたが、当時ショットノートがあれば資料をデータ配布できただろうな。
このショットノートの販売戦略は商品を販売してアプリを無料で配るというものである。一度便利だと思ったらずっと使い続けてしまうような商品というのは、非常にアプリとの相性がいいマネタイズの方法である。特にホワイトボードタイプではなく、メモ帳型のショットノートの場合は、消耗品になるので未来永劫買い続けるわけだしね。
逆にアプリでお金をとって商品を配るって手もあるんだが、消耗品は難しいだろうなぁ……。
■今週のガジェット■
『ショットノート ホワイトボードタイプ』
サイズは縦80×横60センチ。背面はマグネット加工になっており、スチール製の壁面などに貼り付けられる。
発売 キングジム(関連サイト)
価格 8925円
『SHOT NOTE』
『ショットノート』の専用アプリ。『ショットノート』シリーズを、このアプリから撮影すると、内容のほか日付や番号などが取り込まれる。
iPhone版
バージョン:1.2.1
Apple Store価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
・ダウンロードはコチラをクリック
Android版
対応OS:2.1以上
Android Market価格:無料
(バージョンと価格、対応OSは記事作成時のものです)
・ダウンロードはコチラをクリック
■今週の近況■
将棋の元名人がPCソフトに負けたらしいが、チェスではすでにソフト側が強かったのだから、よくもったと思う。今後のAIは、こういったシミュレーションではなくアイデンティティーをもてるかどうかが課題だと思う。自然現象のシミュレートとか、まだレベルが低いけどね。
※この連載は週刊アスキー2012年3月6日号(2月21日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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