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マウントシステムでポータブルナビ『NV-U37』の魅力が格段アップ

2012年02月20日 19時32分更新

まだ『NV-U37』を買ってません
マウントシステムでポータブルナビ『NV-U37』の魅力が格段アップ

 ソニー製ポータブルナビ『NV-U35』ユーザーのジャイアン鈴木です。もちろん最新製品『NV-U37』の魅力は知っています。だって、下記のとおり記事を書いていますから。

画面オンで約9時間使えるポータブルナビ『NV-U37』

 でもなぜ買い換えなかったのかというと、どうせならバイクに装着するためのマウントシステムも購入しようとしたのですが、複数パーツに分かれて販売されているマウントシステムをどの組み合わせで購入すればいいのか、よくわからなかったんですねー。

 しかし、このたび商魂たくましいソニーから、売る気マンマンなソニーストアにて、『NV-U37』用のマウントシステムの販売が開始されました。そして、私に買わせるべく手ぐすね引いているソニーのI田さんから、『NV-U37』とマウントシステム一式が送られてきたので、すっごくイヤな予感がしますがレビューすることにします。

サインハウスのマウントシステム
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 マウントシステム界で定評あるサインハウスのマウントシステムは、基本的にAパーツ、Bパーツ、Cパーツの3つから構成されています。

 この組み合わせにより、多彩な車種、目的、機材を装着できるわけなのですが、それ故、どのような組み合わせで購入すればいいのか、すぐには判断できないわけですね。

 しかし、今回ソニーストアが取り扱いを始めてくれたおかげで、どれを購入すればいいのか、かなり絞られてくるわけです。

Aパーツ
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Bパーツ
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Cパーツ
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 AパーツはホルダーパーツでPND自体を固定する部品です。Bパーツはアームパーツで、ソニーストアでは80ミリのロングアームと66ミリのショートアープを取り扱っています。

 最後のCパーツは主にステムパーツとバイククランプの2種類があり、バイク自体に固定する部品となります。

組み合わせるとこんな感じ
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 と言うわけで、極論を言うとBパーツは好みで選んで、Cパーツのみ自分のバイクに適合するものを選べばいいわけですね。

 Cパーツの選び方はサインハウスの下記のページに詳しく書かれています。

バイク ナビnav-u(ナブ・ユー) NV-U37を取付

 私の愛車『CB1300SF』は22ミリ径のパイプハンドルなので、Cパーツは『バイク用新型パイプクランプベース(22mm)』を購入すればよかったわけです。

 さて、実際に取り付けてみましょう。

Cパーツを取り付けて……
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Bパーツを装着して……
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最後にAパーツを合体させます
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 工具としては六角棒スパナ……通称アーレンキーが必要です。バイクに乗っている者は持っていて当然ということなのか、サインハウスのパッケージのなかにはアーレンキーは入っていませんでした。

保安部品も忘れずに!
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 ここ重要なのですが、Aパーツの『「NV-U35/U37」バイク用ホルダータイプ』には、“ストラップセット”が同梱されています。

 これは絶対に、バイク自体に固定するようにしましょう。非常に精密に作られたサインハウスのマウントシステムですが、走行時の振動で緩んでいく可能性は当然ありますし、またナビ本体をはめたつもりでもしっかり装着されていなかったということはありがちです。

 『NV-U37』を落として壊してしまっても、ソニーの開発者や、I田さんが悲しむだけですが、万が一後続車に当たった場合にはライダーがなんらかの賠償責任を負うことになります。

 しっかりと固定すれば、まずはずれることはないですが(実際はずれたという話は聞いたことないですが)、必ずストラップセットで固定するようにしましょう。オススメはバイクのキーホルダーなどへの装着です。

さて走ってみますか!
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その前に省電力設定
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 『NV-U37』は画面を表示したままで最大9時間ナビゲーション可能ですが、それはバックライトをオフにした“スタミナ”モードに設定した場合です。

バックライトオフでもはっきり見えます
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有機ELディスプレーと比べてみましょう
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 バックライトをオフにしても、日中であれば十分な視認性を得られます。

 有機ELディスプレーを採用している手持ちのスマホと見比べてみましたが、直射日光下ではむしろバックライトをオフにした『NV-U37』のほうが圧倒的に優れた視認性を得られました。

グローブでもタッチ操作可能
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 また感圧式タッチパネルであることも、グローブをはずさず操作でき、バイク乗りとしてはうれしいところです。

取り外しカンタン
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カラーはオレンジがオススメ!?
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 ナビとしても基本性能はまったく問題なし。また防滴構造(JIS保護等級5(IPX5相当))なので、急に雨が降ったとしても、台風レベルの暴風雨でもなければ、つぎのパーキングエリアに着いたときにシート下にでも収納すれば問題ないでしょう。

 ちょっと注意していただきたいのが盗難対策。個人的には、前述のとおり落下防止の意味も含めて、ストラップでメインキーと『NV-U37』をつなぎ、バイクからちょっとでも離れるときは、メインキーと『NV-U37』ごと持ち歩いたほうがいいと思います。

 ちなみに今回、ひんぱんにバイクから離れましたが、『NV-U37』をうしろポッケ、メインキーを前ポッケに入れると、身軽に行動できました。まあ、わしづかみして移動してもいいですけども。

 そんなわけで……。

超うまいお寿司と……
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胃袋いっぱいのイチゴを堪能!
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 と言うわけで、サインハウスのマウントシステムでしっかりと固定されていることに多大なる安心感を得つつ、オートバイ向けの使い勝手をとことん追求した『NV-U37』で安心してツーリングでき、べらぼうに美味いお寿司と、イチゴを堪能してきました。

まだ半分バッテリーが残ってます!
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 7時57分に出発、16時14分に帰宅しましたが、途中休憩&食事時間に電源は切っていましたが、それでもまだまだバッテリーが危険水域に入っていないことはホント驚くべきことです。

 実際にツーリングの際、つねにナビを電源入れっぱなしにすることは少ないので(たとえば今回は高速道路でも電源入れっぱなしでしたが、フツー一本道なら切っておきますよね?)、スタミナモードの最大9時間という連続動画時間は日帰りツーリングとしては十分なスペックです。

返さなくていいですか?
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 「返さなくていいですか?」と書きつつ、明日ソニーから専用便が来ちゃうので返さざるを得ません。ソニーI田さんのしてやったりな笑顔を想像すると立ちくらみを覚えますが、イヤな予感が的中し、買い替えを決意するハメになりました。ちぇ。

 「安心と安全がお金で買えるのなら安いもんですよね!」と自分に言い聞かせて、今日も購買活動に勤しむ私・ジャイアン鈴木がお届けしました!

NV-U37
メーカー:ソニー
製品公式サイト
製品販売サイト(ソニーストア)
バイクマウントシステム販売サイト(ソニーストア)

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