ぶっちぎりのゲーム性能や非ゲーム時の徹底した省エネ機能、オーバークロックの自由度で、今最もアツいGPUが『RADEON HD7900』シリーズ。最上位の『RADEON HD7970』に続いて弟分『RADEON HD7950』が登場しました。
要注目なのは、HD7970と同じく“Tahitiコア”を採用していること。つまり、28nmプロセスで製造されており特性はほぼ同等です。
製品名 | RADEON HD7950 | RADEON HD7970 | GeForce GTX580 |
製造プロセス | 28nm | 28nm | 40nm |
SP数 | 1792基 | 2048基 | 512基 |
テクスチャーユニット | 112基 | 128基 | 64基 |
コアクロック | 800MHz | 925MHz | 772MHz |
メモリータイプ | 3GB GDDR5 | 3GB GDDR5 | 1536MB GDDR5 |
最大消費電力 | 200W | 250W | 244W |
補助電源 | 6+6ピン | 8+6ピン | 8+6ピン |
SP数が下がっているため、性能面ではHD7970には及ばないでしょう。そのぶん、最大消費電力が50W下がっています。
それでは、気になるゲーム性能をチェック。もちろん『バトルフィールド3』で画質設定は最高で。
そして、最大1GHzまでオーバークロック可能という性能も見てみました。標準のユーティリティーでカンタンにオーバークロックできるのがHD7900シリーズのいいところですからね!
なんと、定格動作のHD7970やGTX580を上回るという結果に! ただし、1GHzまでオーバークロックすると描画が乱れたり、逆にスコアーが落ちるという現象が起きたため、ドライバーなどの成熟に期待したいところです。
気になる価格ですが、HD7970が5万5000円~6万円前後と高額なのに対し、4万円台半ばから5万円前後なので、ハイエンド志向の人でも性能も価格も満足できる製品じゃないでしょうか!
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