ソニーのVAIO春モデルが登場。いちばんの進化ポイントはエンタメ系ソフトをパワーアップしたことです。
まずデスクトップとノート全モデルで、先日同社が発表した(関連サイト)、デジカメやビデオカメラなどの、ソニー製品間のメディア連携サービス『PlayMemories』に対応。VAIO製品向けの『PlayMemories for VAIO』は発売日以降、アップデートで対応します。手ぶれ補正やノイズ除去などといった編集も可能です。
特に、一体型のVAIO Lと、16インチノートのVAIO Fのエンターテインメント重視の2モデルは、編集ソフト関連を大幅に変更。動画やオーディオ編集ソフト4タイトルのパッケージ『Imagination Studio Suite』がプリインストールされます。市販のパッケージで購入すると、2万5000円前後するものなので、とってもオトク! 写真や動画編集をパソコンでがりがりやりたい!という人にオススメです。
『Imagination Studio Suite』に入る編集ソフト
●動画編集『Vegas Movie Studio HD Platinum 11』
MVC形式の3D動画やMPO形式の静止画の編集に対応しました。AVCHD動画など一般的な形式は網羅しており、動画編集の楽しみが増えそうです。
●ディスク作成『DVD Architect Studio 5.0』
上記のMovie Studioから直接ディスクが作成できるソフト。オリジナルメニューを使用したブルーレイディスクなどがつくれます。
●オーディオ編集『Sound Forge Audio Studio』
録音編集ソフト。レコードやカセットのデジタル化などにも役立ちます。
●ループ編集、ミキシング『Acid Music Studio』
本格的な音楽作成ソフト。生楽器やMIDIの録音や編集、ミックスが可能です。3000以上のループ素材を使ってDJのようなリミックスが可能。
なお、VAIO FやLの静止画編集向けには従来通り、画像編集ソフトの『Adobe Photoshop Elements』が付属します。
3D編集ができる独自3D VISIONノート
『VAIO F VPCF249FJ/BI』
予想実売価格 25万円前後(2月4日発売予定)
16インチのフルHDノート、VAIO FはCPUをCore i7-2670QM(2.2GHz)にパワーアップ。また、標準でBDXL対応の光学ドライブを搭載します。3D Visionをソニー独自形式にカスタマイズしたフレームシーケンシャル方式で立体視を実現しています。『Vegas Movie Studio HD Platinum 11』を使って、今までただ見るだけだった3Dコンテンツを、自分でつくれるようになりました。
<SPEC>
CPU Core i7-2670QM(2.2GHz)
液晶ディスプレー 16インチ(1920×1080ドット)
HDD 750GB
メモリー 8GB
グラフィック GeForce GT540M
光学ドライブ BDXL
無線LAN11b/g/n、Bluetooth
スグつくボタンで5秒でテレビ視聴
『VAIO L VPCL247FJ/BI、WI』
予想実売価格 18万円前後(2月18日発売予定)
24インチの一体型PC、VAIO LはCPUをCore i5-2430M(2.4GHz)からCore i5-2450M(2.5GHz)にパワーアップ。また、標準でBDXL対応の光学ドライブを搭載します。3Dモデルではないので、3D動画の編集や確認はできませんが、Imagination Studio Suiteは搭載しています。
<SPEC>
CPU Core i5-2450M(2.5GHz)
液晶ディスプレー 24インチ(1920×1080ドット)
HDD 2TB
メモリー 4GB
グラフィック インテルHDグラフィックス3000(CPU内蔵)
光学ドライブ BDXL
無線LAN11b/g/n、Bluetooth
●ソニー(関連サイト)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります