“友だちがたまたま仕事で会社の近くに来ているのがツイッターやFacebookでわかったので一緒にランチした”……なんてことありませんか? それともニアミスしていたのに気づかず、あとから「知ってたら会えたのに~!」なんてことのほうが多いでしょうか? 偶然はそう簡単には起きず、連絡しないとなかなか会えないもの。……とはいえ事前に連絡するほどのこともないし、相手だって外出しているかもしれない……と気が引けてしまうことも多いですよね。
そんな素敵な偶然の起きる確率を上げてくれるアプリ『jigloco(ジグロコ)』が登場。友人が今どこにいるのかをマップ上に表示して、近くに来たり“すれ違った”ことを通知してくれるほか、簡単なあいさつを送ったりできるアンドロイドアプリです(Android 2.1以上に対応)。Facebookと連携しており、表示される友だちはFacebookのフレンドのうちjiglocoを使っているユーザーです。
メイン画面はこんな感じ! |
↑黒いふきだしが自分で、白いふきだしはFacebookの友だち。ふきだし内にはつぶやきやあいさつの内容も表示。温度計のようなマークは後述の“ひま度”。 |
……ここまで読んで「自分の居場所をいちいち知られたらキモチ悪いよ」、「Facebookの友人とはいっても親しい人ばかりじゃないし」 ……なんて思った人にこそオススメ。日本企業らしい気の利いた細かい設定のおかげで、この手のサービスが苦手な人でも抵抗なく使えそうな点が特徴なんです。
何ができるのかざっくりまとめてみました。
●自分ができること
- “ひま度”を4段階で選んで知らせる
- 近況をつぶやく(Facebookのウォールへの投稿も可能)
- 近くにいる友だちにあいさつ(テンプレートから選択 or 自由記述)
- 近い範囲に集まっている友だちにまとめてあいさつ
●自動で通知されること
- 友だちが近くに来た
- 友だちとすれ違った
- 友だちが近い範囲に集まっている
- その日、出会えそうな友だちを予測
●プライバシー関連機能
- 非公開にする住所や範囲を設定できる
- 位置情報を非公開にする時間を簡単に設定できる(隠れモード)
- 特定のユーザーにjiglocoを使っていること自体を非公開にできる
実際のアプリ画面で使いかたをチェック! 画面内の数字は(1)~(6)に対応しています。
メイン画面 |
(1)“ひま度”を入力 |
↑4段階から選択すると、温度計のようなアイコンで表示。 |
(2)フレンドの一覧 |
↑“フレンド”タブを押すとこのような画面に。近い順とひまな順にソートできる。 |
(3)ヒストリの一覧 |
↑友だちのつぶやきの履歴が見られる。 |
(4)自分の状況をつぶやき |
↑ふきだしマークまたは、自分のアイコンがあるふきだしをタップするとこの画面に。 |
(5)大勢にまとめてあいさつ |
↑“!”のあるアイコンをタップして黄緑にさせれば、複数の友だちを手で囲んであいさつできる。 |
(6)仕事中などは“隠れモード”に |
↑自分の現在地を示す丸印をタップすると、位置を非公開にしたい時間を簡単に選べる。 |
設定項目の一覧 |
↑日本語でわかりやすく説明されている。プライバシー設定の細かさが魅力。 |
通知の内容も細かい |
↑友だちが近くに来たとき、すれ違ったとき、集まっているときのそれぞれで細かく設定可能。 |
メニューボタンを押したとき |
↑マップは航空写真+地名のタイプにも変更可能。 |
. |
自宅周辺などを非公開範囲に |
↑住所や地図から非公開の範囲を設定できるので、自宅の位置をぼやかせる。複数設定可能。 |
……どうでしょう? かなり自分に都合がよく気軽に使えそうでしょ? なお、利用にはGPSを常にオンにしておく必要があるのでバッテリーのもちは悪くなってしまいます。バッテリーの状態に合わせて適宜、GPSのオンオフを切り替えるのがいいと思います。
配信元のjig.jpはアプリのアップデートがとてもこまめ。β版ということで、ユーザーの意見を積極的に取り入れていくそうなので、いち早く使って気づいたことをフィードバックすれば実装されるかも? 現在は、アンドロイド版のみですが、iPhone版も鋭意開発中とのことです。
jigloco
●jig.jp
jigloco公式サイト(Facebook)
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