PCやスマホ、タブレットなどデジタル機器を持ち歩いて旅行に活用する人を最近は“フラッシュパッカー”なんて呼びます。無線LANの普及で手軽にネット通信ができるようになったので、デジタル機器を使って現地で情報を集めたり、宿を予約したりできるので便利です。
私もそのフラッシュパッカーのひとりでして、現在タイ&カンボジアを旅行中。旅先に数多くのデジタル機器を持ち込んでます。
全部無線LAN対応機器 |
↑ノートPCにスマホ5台、タブレット2台、電子書籍リーダー1台と大量の無線LAN対応デバイスを持ち込んでます。半分は仕事で必要なものなので、純粋に旅行するだけならこんなにいらないんですが(笑)。 |
せっかく無線LAN搭載機器をたくさん持っていても、ネットに繋げられなければ意味がありません。最近のホテルは、無線LANサービスを提供しているところもありますが、有線LANしかないホテルもまだまだあります。
そういったときに便利なのが、有線LANで接続して、無線LANのアクセスポイントとして利用できる“モバイルルーター”。これならスマホやタブレットなど、無線LANしか対応していない機器でも利用できます。
というわけで、今回の旅行で持ってきたのが、アイ・オー・データの『WN-G150TRK』。
コンパクトな『WN-G150TRK』 |
↑手のひらサイズのコンパクトなモバイルルーター。重量も約25グラムと超軽量。 |
LANポートとストラップホール |
↑有線LANポートは100BASE-TX対応。その隣はストラップホールになっている。 |
給電はmicroUSB |
↑microUSB端子で給電を行なう。PCや海外の電圧に対応したUSB充電器などを使用すればオーケー。 |
背面には各種設定 |
↑本体背面には暗号キーなど、設定時に必要な項目が記載されている。 |
実はこれまでも、モバイルルーターとして『AirMac Express』を持ち歩いていましたが、大きさがやはり段違い。旅行時はなるべく荷物を軽くしたいので、WN-G150TRKのこのサイズはかなりのアドバンテージです。
大きさはこんなに違う! |
↑大きさだけなく、AirMac Expressの重量が210グラムなので、約9分の1の軽さ。 |
ホテルによっては、有線LANと無線LAN両方のサービスを用意しているところがありますが、そういう場合でも無線LANサービスは使わずに、有線LANとモバイルルーターで接続することが多いです。というのも、ホテルの無線LANサービスへの登録を各機器にする必要があり、めんどうくさい。モバイルルーターなら、毎回同じ設定なので一度登録しておけばすぐに使えるようになります。
その登録もカンタンなのもWN-G150TRKの良いところ。WPS機能を搭載しているので、対応機器ならワンタッチで登録可能。さらに、スマホなら専用のアプリを使って本体背面のQRコードを読み取れば、設定完了とこちらもカンタン。
WPSボタンを装備 |
↑本体背面にWPSボタンを装備。PCやニンテンドーDSなどの対応機器なら、ボタン操作だけで接続可能。 |
スマホはアプリで |
↑スマホは専用の接続用アプリ『QRコネクト』を使えば、QRコードを読み込むだけ。アプリはiOS版とAndroid版が用意されている。 |
無線LANの通信はIEEE802.11g/n対応で、速度も十分。旅先のホテルで手軽にネットライフを楽しみたい方は、ぜひお試しあれ!
『WN-G150TR』
●アイ・オー・データ
実売価格 3000円前後
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