国内通販サイトDisk Houseが販売する謎スマホ“Andoroid 2.2 3G/GSM SIMロックフリー デュアルSIM携帯電話”。これが製品名なのかはわかりませんが、“SIMロックフリー”とか、“デュアルSIM”とか、そそられるキーワードてんこ盛りです。というわけで、さっそくDisk Houseに連絡を取り、実機をお借りしてみました。
外観はお値段なりの質感 |
技適は……ないですね |
外観は値段なりの質感です。しかしたてつけが悪いということはなく、ケースをつけずにラフに扱える筐体ですね。なお技適マークはありません。
警告も2段表示 |
SIMカードスロットはふたつ |
電源を入れると、SIMカード未挿入の警告メッセージが2段で表示されています。
電源をいったん切り、バッテリーカバー、バッテリーをはずすと、SIMカードスロットがふたつ現われました。ちなみに“SIM1”がWCDMA/GSM用、“SIM2”がGSM用になっています。つまりSIM1にはドコモやソフトバンクのSIMカードが、SIM2には海外のGSM方式のSIMカードが使えるわけです。
なお端末初回起動時は英語ロケールでしたが、日本語ロケールも標準で入っていました。というわけで、まったく問題なく日本語端末として使用可能なわけです。
ドコモとソフトバンクのSIMカードを用意 |
ドコモ使えますねー |
ソフトバンクも使えますねー |
ドコモとソフトバンクのSIMカードを挿入したところ、どちらのSIMカードも正常に認識しました。あとはAPNさえ設定すればデータ通信できるはずですが、そこは自粛しておきます。
Androidバージョンは2.2.2 |
アプリは…… |
標準構成! |
本端末のAndroidバージョンは2.2.2で、搭載アプリは標準構成のみです。このあたり、国産端末の満漢全席的な「もーお腹いっぱいだおー」と言いたくなるほどのプリインアプリ数を見慣れている身からすると非常に新鮮ですが、個人的にはこれがあるべき姿と考えます。正直3キャリアのAndroidスマホ買っても、使うアプリは1/3ぐらいですから。
マーケット使えます |
アカウントを登録してみましたが、ちゃんとマーケットに接続できます。アプリのダウンロードも問題なしです。
AnTuTu Benchmark 性能評価 |
Quadrant Standard Edition |
定番ベンチマークを2本実行してみましたが、けっして速いとは言えない結果です。でも、余計なアプリが入っていないせいか、意外に重く感じないんですね。不思議です。
デュアルSIM端末いいですねー |
正直日本国内ではあまり使い道がありませんが、海外旅行時に現地のプリペイドSIMカードを利用するときに重宝するデュアルSIM端末。最新スマホのディスプレーが大型化されてスペースが余っているような気がしなくもないので、デュアルSIMをウリにした端末がリリースされないかなーと個人的に期待しています!
Andoroid 2.2 3G/GSM SIMロックフリー デュアルSIM携帯電話
販売元:Disk House
価格:1万9800円
製品販売サイト
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