iPhoneやiPadで地デジ、BS/CS放送をワイヤレスで視聴できる『SoftBank SELECTION デジタルTVチューナー』。前回は途中で終わってしまいましたが、専用アプリ『デジタルTV』をダウンロードすることができたので、実際にテレビを視聴してみましたよ。
『デジタルTV』をはじめて起動すると、“かんたん接続設定”が表示されるので、それにしたがって、『デジタルTVチューナー』を設定します。
↑iPhone/iPadからWiFiを設定。 |
↑チャンネルスキャンを実行。 |
チャンネルスキャンが終わり、“視聴へ”をタップするとテレビが表示されます。『デジタルTVチューナー』はデジタル放送をHD画質のH.264形式でリアルタイム変換しているので、ワンセグなどと比べると段違いにキレイな映像です。スポーツなど動きの速い場面でも遅延やノイズは感じられませんでした。
↑画質は“高画質”、“標準”、“低画質”の3段階。編集部の無線LAN環境では、高画質モードでも遅延などはありませんでした。 |
↑“ながら見モード”をオンにすると、縦画面表示にしたときに下半分にブラウザーが表示されます。 |
“ながら見モード”では、こんなふうに下にTwitterを表示したりできます。アプリを切り替えずにテレビを見ながらSNSや掲示板での実況に参加したり、気になる情報を調べられるのは便利です。ただしブラウザー性能はサファリと同等で、フラッシュやページ自動更新には非対応。実況を読み続けるために自分で更新ボタンを押す必要があるのは、ややめんどうです。下画面にはブラウザーだけでなく、使い慣れているTwitterアプリや実況アプリなどを選べるといいんですが。
↑ブラウザー部分の“お気に入り”にはあらかじめテレビ関係のブックマークが登録されていますが、標準のサファリとはブックマークを共有していません。 |
↑テレビチャンネルは画面をフリックすることで切り替えます。横フリックでチャンネル、縦フリックで地デジ、BS、CSが切り替わるインターフェースはなかなか使いやすいです。 |
上画面で『アイドルマスター』を視聴しながら、下画面でニコ生の『実況パジャマパーティー』を表示する、といった使い方はできないのか試してみましたが、ウェブ動画との同時再生はできないようです。片方が表示されるともう一方が消えてしまいました。また、編集部の無線LAN環境では、チャンネル切り替えに数十秒かかるのがやや残念。
とはいうものの、PCもテレビも必要なく、iPhone/iPadでワイヤレスでテレビが観られるというのは大きな魅力。無線LANが届く10メートル程度の範囲であれば、持ち歩いても映像が途切れることはありませんでした。ワンセグ以上の画質で、マイテレビが欲しいと思っている人にはオススメですよ!
SoftBank SELECTION デジタルTVチューナー
●ソフトバンクBB(関連サイト)
●直販価格 1万5800円
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