世界初のWindowsPhone7.5端末である富士通東芝の『IS12T』。「これ持ってればみんながチヤホヤしてくれるんじゃないか?」と思い、発売日にアキバのヨドバシで購入して以来4ヵ月ちょい、特集を出すわけでもなく、レビューを書くわけでもなく、毎日マインスイーパーで遊んでいるボクですが、使っていていつも思うことがあります。
「バッテリー全然もたなくね?」
ボクの場合、Gmailとの同期を30分に1度に設定し、会社の無線LANにWiFi接続して使っていますが、朝充電ケーブルを外してから、何の操作もせずにスリープ状態のままにしておいても、夜、気付くとバッテリーが切れていることもしばしば。IS12T……恐ろしい子!
取材先で写真を撮ってツイートする場合などにはモバイルバッテリーが必須です。端末とほぼ同じ重さのモバイルバッテリーをいつも持ち歩くのもなんだかなぁと思っていたところ、純正バッテリーの約2.3倍の3400mAhというMUGEN POWERの超大容量バッテリー『HLI-IS12TXL』を発見。
新年にお母さんからもらえるハズのお年玉を当て込んで、さっそく購入してみました!
容量が大きいぶんバッテリー自体の厚さも純正バッテリーのほぼ倍。端末に装着するとカメラ部分よりも出っ張るため、専用のバッテリーカバーが付属します。
カラバリはIS12Tに合わせた3色を用意。ボクも自分の端末に合わせて“シトラス”を購入して装着してみましたが……、あれ? カバーの成型色が端末とビミョ~に違う。ちょっと緑っぽい色ですね。
ほかの2色のほうは未確認ですが、端末と同じカラーにこだわりたいという人はご注意ください。
カメラレンズのまわりがくぼんでいるので、厚くなったカバーが写真に写り込むといったことはなく普通に撮影可能。ちなみにこの専用カバーには防水機能はありません。
装着時の重さは純正バッテリー使用時には116グラムだったのが、HLI-IS12TXLを着けると154グラムにアップ。純正バッテリーの重さに慣れているせいか、持ってみると意外とずっしりと感じますが、しばらく使っていたら気にならなくなりました。
HLI-IS12TXL装着時 |
純正バッテリー装着時 |
続いて端末の厚さをチェック。純正バッテリーでは約11ミリだったものがHLI-IS12TXL装着後には18ミリ弱と約1.5倍になりました。こちらも人によるかと思いますが、個人的にはそこまで気にならないレベル。ただ、サイズの合うケースがないのがちょっと困るかも。
HLI-IS12TXL装着時 |
純正バッテリー装着時 |
で、実際に駆動時間がどのくらい延びるのか、WiFi接続でYouTubeのHD動画を連続再生して計測してみたところ、純正バッテリーを使用した場合は約3時間50分で電源が落ちましたが、HLI-IS12TXLでは約9時間10分も連続で駆動できました。
(※画面の明るさを“高”にして検証。3Gはオンに、BluetoothとGPSはオフに設定。)
もちろん個人の利用環境によりけりですが、ボクのふだんの使い方だと1日中使ってもなお余裕がある感じ。バッテリーの駆動時間に「ムキーッ!」ってなってるIS12Tユーザーなら使ってみる価値アリかも。
※非純正バッテリーを使用すると端末の保証が無効になる場合があります。非純正品の利用で端末にトラブルが発生した場合でも、編集部やメーカー、キャリアは一切責任を負いません。すべて自己責任にて行なってください。
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