指パッチンでコマ撮りアニメをつくれるiPhoneアプリに惚れた！

『StopMotion Recorder』
バージョン1.5.3
App Store価格：85円
（バージョンと価格は記事作成時のものです）

　待ちに待った年末年始だけど、特にすることもなくヒマだなーという人は、心がホッコリするコマ撮りアニメでもつくってみる？　数ある競合アプリの中でも、UIが洗練されていて最も使いやすいのが『StopMotion Recorder』だ！

拍手などの音でシャッターが切れる

　StopMotion Recorderは撮影した画像を連続でつなげ、1本の動画として保存できるアプリ。どんな動画が撮れるのかは開発元のサイト（関連サイト）をご覧いただくとして。とにかく撮影がおそろしく簡単！

　撮影方法は手動（下部のマークを“M”にする）と自動（同じく“A”にする）の2種類があるんだけど、好きなタイミングで撮るなら手動がオススメ。拍手や指パッチンなどの音でシャッターが切れるので、撮影のときにいちいちiPhoneのところまで戻らずに済むし、iPhoneを触って位置がずれるなんてことも避けれるのがすごく便利。コマ数は無制限なので、長めのコマ撮りアニメだって撮れる。

フィルターで特集効果を付加

　インスタントカメラふうのフィルターを選べるのも楽しい。鏡のようになる“Mirror”もおもしろいし、“Original”ならHD画質で撮れる。ただし、フィルターをかけた映像をプレビューできなかったり、撮影後にフィルターを変更できないのはちと不便かな。

ミスショットを1コマずつ削除できる

　たとえば手動撮影のときに誤って音を立て、余計なコマが入っちゃった場合は、撮影後に1コマずつ削除できるのでご安心を。再生速度や反復再生、逆方向再生が指定できるのもなかなか気が利いているよね。でも残念ながらコマのコピーや、カメラロールにある画像の挿入はできない。

TwitterやFacebookに投稿可能

　完成したコマ撮りアニメはTwitterやFacebookなどで自慢しよう。しかも標準の『ミュージック』アプリにある曲をBGMに指定できるので、より印象的な作品に仕上げることもできる。

　ちょっと感心したのは、WiFiはもちろん3G回線でもHD動画をYouTubeに投稿できるところ。iOSの標準機能よりも便利だ。ただし、今後の要望として、動画のタイトルに日本語を入力しやすくしてほしいのと、BGMの長さを編集したいというのがある。

　もしかしたら筆者だけかもしれないけど、Twitterに投稿しようとするとアプリが強制終了したり、Flickrにログインできなかったり。外部連携がやや不安定な点も改善してほしいな。

　被写体をちょっとずつ動かすコマ撮りアニメは、撮影に時間がかかるぶん、完成した動画はどこか愛しい。「コマ撮りアニメなんて撮らねーよ！」なんて言わずに、時間のあるときにまったりチクチクとつくってみてね！

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『StopMotion Recorder』
バージョン1.5.3
App Store価格：85円
（バージョンと価格は記事作成時のものです）
(c) 2010 bitween
※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています
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