日本ビクター改めJVCケンウッドがビデオカメラ『Everio』シリーズの新製品を発表。今回のEverioは、ハイクラスのVシリーズとエントリーのEシリーズの2シリーズ5機種。ペットの顔を認識して、動画撮影中でも自動で静止画を撮影する“ペットショット”機能を新たに搭載した。また、ワンボタンで液晶輝度を落して、操作音を消音できる“マナーモード”を新機能として採用。学芸会など、撮影中の液晶の光や操作音がジャマになるようなときに便利だ。
●Vシリーズ
Everio GZ-V590 |
↑実売価格11万円前後、12月下旬発売予定。カラーはクリアブラックとプレシャスシルバー。 |
Everio GZ-V570 |
↑実売価格10万円前後、12月下旬発売予定。カラーはピンクゴールドのほか、アーバンブラウンとプレシャスシルバー。 |
Vシリーズは内蔵メモリー容量が64GBの『GZ-V590』と32GBの『GZ-V570』。内蔵メモリー容量以外のスペックは共通で、1/4.1型裏面照射CMOS(総画素数332万画素)を搭載。注目はF1.2と業界最高を誇る明るいレンズで、最低照度1ルクスを実現する。
撮像素子の有効エリアを効率的に使うことで、光学ズームのような画質劣化なしのズームができるダイナミックズームは18倍(光学は10倍)、焦点距離は32.8-594.5mmとなる。さらにズームマイクも備えており、望遠撮影には心強いスペックだ。
サイズは36(W)×115.5(D)×57(H)mmとスリムで、重量は230グラムと軽量。液晶は3インチのタッチパネル(23万ドット)を採用する。センサーシフト式の光学手ブレ補正を搭載し、従来機よりもブレに強くなったという。
●Eシリーズ
Everio GZ-E265 |
↑実売価格7万円前後、12月下旬発売予定。カラーはピンクゴールドのほか、ルージュレッド、シルキーホワイト、クリアブラック。 |
Everio GZ-E225 |
↑実売価格4万5000円前後、12月下旬発売予定。カラーはフローラルバイオレッドのほか、フレッシュレッドとアーバンブラウン。 |
Everio GZ-E220 |
↑実売価格4万円前後、12月下旬発売予定。カラーはルージュレッドとプレシャスシルバー。 |
『GZ-E265』は1/4.1型裏面照射CMOS(総画素数332万画素)とF1.8レンズ、内蔵メモリー32GBを搭載。光学ズームは40倍、ダイナミックズームでは最大54倍となり、焦点距離は38.3-2068mmと超望遠撮影が可能だ。サイズは51(W)×117(D)×55(H)mm、重量は230グラムとこちらも女性向けを意識したコンパクトさ。
『GZ-E225』と『GZ-E220』は内蔵メモリー8GBのお手ごろモデル。サイズは『GZ-E265』と同じだが、重量は215グラムとやや軽め。撮像素子は1/5.8型裏面照射CMOS(総画素数150万画素)とF1.8レンズを備える。ダイナミックズームには対応していないが、光学ズームは40倍(焦点距離42-1680mm)と十分。なお、『GZ-E220』にはスタンプやフェイスデコなどのアニメーション機能が省かれている。
記録形式はすべての機種でAVCHD(最高ビットレート24Mbps)で、内蔵メモリーのほか、SDXCカード(別売)などに記録可能。
■関連サイト
JVCケンウッド
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります