今週気になったデジタルガジェットは、タバコ2つぶんくらいのコンデジ『Freestyle HD』。
小さいだけでなく、同梱の防水カバーをつければ水深20メートルまで耐えられる。サーフボードに取り付けても安心の防水&耐衝撃を誇り、フルハイビジョン撮影もできてしまう。スカイダイビングやオフロードの車載カメラといったハードな局面での撮影にも最適だ。
しかし、このカメラには液晶が付いているのだが、そんな局面での撮影に液晶って必要なのかね?
個人的な話であるが、私がこのカメラを使うとしたら打ち上げロケットの内部に搭載しての空撮なので、どうにも必要性を感じないんだよね。まぁ、あったらあったで便利なんだろうけど。液晶が付くことによってサイズがでかくなったり重たくなるのであれば必要ない気がしてしまう。
それよりもウリがG-SHOCKみたいな耐久性なのだから、その部分を強化してほしいところ。手元にある情報によれば、発売元であるSwannは、防水性能は発表しているものの、耐衝撃性能については公表していないらしいからね。
つーか、このカメラで一番大事なのは、その情報ではないのかね? ロケットに搭載するにしても、試作段階のロケットは人が乗るわけではないので加速もハンパない。今後はエンジンの改良でさらにパワーが出る。その点を考えると、搭載したときのGに耐えられるレベルなのだろうか? 気になるなぁ……。
■今週のガジェット■
『Freestyle HD』
防水・防塵をウリにしたコンパクトなムービーカメラ。付属のパーツで、ヘルメットや自転車、サーフボードなど、さまざまなものに取り付けられる。
コンパクトなワイヤレスリモコンを同梱する。激しいスポーツをしつつの撮影もオーケーだ。
発売:Swann(関連サイト)
価格:279.99ドル
■今週の近況■
ソニーがサムスンとの液晶パネル合弁を解消する交渉を進めているとか。これ、遅すぎなくらいだ。テレビをやるのであれば、コンテンツ力とネットワーク課金、そしてエクセレントなLook&Feelで消費者を満足させる製品づくりが必要。独自技術にばかりこだわってはいけない。
※この連載は週刊アスキー2011年12月27日-2012年1月3日合併号(12月13日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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