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やっぱりアンドロイドウォークマンの音は良かった!ついに発売『NW-Z1050』とスマホの音質をガチで聴き比べた

2011年12月09日 12時00分更新

いよいよ12月10日の発売がせまったアンドロイド搭載ウォークマン『NW-Z1050』。さっそく編集部に届いたので、ひとつ実験してみました。

NW-Z1050

この製品が発表されたとき、ひとつの疑問が浮かびました。それは「アンドロイドOSは音に悪影響を与えないのか?」ということ。
そこで、NW-Z1050と外観がよく似たXperia arc『SO-01C』の2台を用いて、同じソース(mp3、256Kbps)を10人の編集部員が聴き比べました。

NW-Z1050
NW-Z1050

写真の右がNW-Z1050。SO-01Cをひとまわり大きくしたようなデザインで、湾曲した背面も同じです。

結果は……

NW-Z1050 7票
選んだ理由
・音の分離がよい
・音の位置がわかりやすい
・ヴォーカルが前に出ている
・ギターのアルペジオがよく聴こえた

SO-01C 3票
選んだ理由
・まろやか
・高音がきつくない

SO-01Cを選んだ人は、高音が尖ったウォークマンらしい音が苦手、という傾向がありました。決定的な差がわかりにくいテスト内容でしたが、それでもアンドロイドウォークマンが高い票を得たのはさすが。

ライター折原氏をして「現在発売中のメディアプレーヤーの中で最高峰の音質」と言わしめる実力をもつNW-Z1050。新デジタルエンジン“S-Master MX”は音のひずみを抑えて音の分離を良くし、低音量でも歯切れがよくアタック感がある重低音を実現しているとのこと。ボーカルものはもちろん、ジャズやダンスなど、音域が広い曲を聴くのに最適だそうです。

NW-Z1050

また、今回のテストはモニター用の密閉型ヘッドホンを使用しましたが、NW-Z1050には標準でデジタルノイズキャンセリングイヤホンが付属します。ノイズキャンセル性能は、カット率98パーセントと高く、地下鉄の走行中に響く低音ですらまったく気にならないレベルで、外出先でも高音質を楽しめます。

NW-Z1050

アンドロイド端末としても、Tegra2でゲームもサクサク。アンドロイドマーケット対応でアプリの追加も自由。小型タブレット代わりにも使えますね。

NW-Z1050
ソニー(関連サイト
実売価格 2万8000円前後

<SPEC>
CPU Tegra2(1GHz)
OS Android 2.3
メモリー容量 RAM:512MB、フラッシュ:16GB
対応音声形式 MP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM/AAC/HE-AAC
対応映像形式 MPEG4/AVC/WMV
公称バッテリー駆動時間 音楽再生:約17時間(NCオン)
インターフェース ヘッドホン出力、マイクロHDMI、WM-PORT
サイズ/重量 70.9(W)×134.4(D)×11.1(H)mm/約156g

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