毎年、年末の何が楽しみって、一斉に店頭に並ぶ翌年のダイアリー選びですよ。ここ6年ほどはクオバディスのエグゼクティブを買っているのですが、2009年を最後に積みダイアリー状態が続いています。それどころか、気なっていたトラベラーズノート5周年キャメルとか、モレスキンのスター・ウォーズ限定を買って、それも積んでるから、さらにもったいない! 万年筆のインクも減らないし、一体これはなぜ?
2008年、iPhone3Gが発売され、当初からたくさんリリースされたメモアプリを試しているうちに、なんかこれでいいじゃん、みたいになっちゃったんです。ちなみに、当時よく使っていたアプリは『瞬間日記』と『マギノート』。簡単な日記と、ToDoにも使っていたので、紙の手帳を使う機会は激減しました。
ダウンロードはコチラ |
ダウンロードはコチラ |
さらに2010年、iPad発売。さらにリッチ()で新しいエクスペリエンス()なアプリが揃って、今度はiPhoneのアプリを使わないように……。それくらい『Pocket Informant HD』や『Awesome Note HD』は、機能も豊富で、画面も見やすく、操作も快適でした。
ダウンロードはコチラ |
ダウンロードはコチラ |
しかし! 海外のアプリは日本の祝日に対応していないのと、あの紙のレイアウトというか、ページをやり繰りする感覚を味わいたくて、今一度アプリを吟味したところ、以下の2本がなかなかよさそうな気に。ということで、さっそく試してみました。
その名もズバリのアプリで、評価も高いi手帳のiPad版。比較的ポピュラーなレイアウトやUIなので、普段からiPad標準のカレンダーを使っていれば、すぐに使えるのがポイント。
メインはダイアリー。見開きページには、写真やマップ、音声データまで貼り込める、なんでもアリな自由度の高さが魅力。うまくレイアウトを使えば、日記帳とスケジューラーを組み合わせた使い分けができるので、使っているうちに思い通りの手帳が出来そう。手書き文字を貼り込んで、さらに回転させたり、あとから変更できるのもいじる楽しさがあります。
なお、縦に使うと週間スケジュールはひと目で把握しやすいレイアウト表示にすることも。自由度の高さという点では、モレスキンなどを使っている人向きかも?
祝日(24ヵ国対応) | ○ | パスワード | ○ |
画像挿入 | ○ | 検索 | ○ |
アラーム | ○ | 六曜 | × |
『i手帳HD』
バージョン:4.5
App Store価格:850円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) 2011 Aesthology Inc.
ダウンロードはコチラをクリック!
もう一本気なったのは、おなじみ「超」整理手帳。昔、紙のほうはアスキー版もあって、社内で愛用している人が多かったので、2年ほど使った経験があります。当時、なぜか手帳は厚ければ厚いほうがイイ、という風潮があってとにかくA4があれば4つに畳んで束ね、そのサイズの付箋をスターのひらひらのように貼りまくって楽しんでいました。
こちらはきっちり管理のスケジューラータイプ。付箋やメモも使えるけれど、基本は予定の管理。レイアウトを見慣れているからか、一覧性が高く、特に長期の予定管理が把握しやすい! 仕事と個人の予定をラインマーカーで分けてもいいし、記入のやりかたで自分好みにできそう。クオバディスのエグゼクティブに似た記入や管理が出来そうです。
横画面と縦画面では表示期間が変わるものの、基本構成が変わらないので使用環境を固定されないのもいい。ただ、表示の切り替えに時間がかかるのは、ちょっと残念なところ。
祝日(14ヵ国対応) | ○ | パスワード | × |
画像挿入 | ○ | 検索 | ○ |
アラーム | × | 六曜 | ○ |
『「超」整理手帳 for the iPad』
バージョン:3.0.4
App Store価格:1200円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) kodansha
ダウンロードはコチラをクリック!
まぁ、どちらもGoogleカレンダーと同期できるので、まずは併用してみようと思います。押さえでモレスキンのダイアリーも買いますけどね! 限定商法は必ず買っちゃうので、勘弁してほしいところ。この流れがアプリに来ないことを切に望みます。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります