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『俺屍』に『MGS』、『Halo』も! 年末は名作ゲームのリマスター&リメイクタイトルラッシュ

2011年12月02日 23時35分更新

 ゲーム好きにとって一年の最大の楽しみ、年末に向けたタイトルラッシュがやってきました。今年も『モンハン』や『FF』など、人気シリーズの最新作が控えていますが、同じようにお店の棚を飾りそうなのが、過去に出た名作のリメイクやリマスタータイトル。どれもゲーム史に残る名作です!

俺の屍を越えてゆけ(PSP)
2011冬ゲー

 1999年にプレイステーションで発売されたRPGをリメイク。わずか2年程度で寿命を迎えてしまう“短命の呪い”と、人との間に子をつくれない“種絶の呪い”を受けた一族が、神々との間に子をつくりながら、宿敵“朱点童子”の打倒を目指す……という物語。クリアーまでは何代にもわたる長い道のりとなり、生まれる子もかなりの数になります。この“一族の歴史をつくる”という要素が、このタイトルならではの魅力。家系図をたどるとき、中ボスを何体も撃破したようなスーパー当主はもちろんですが、あまり目立った活躍もなく、地味に次代へ引き継いだキャラが妙に印象に残っていたりします。

2011冬ゲー
家系図もPS版から閲覧性が向上。一見キャラの顔が並んでいるだけですが、実際にプレーすれば、いろいろな思い出や感情がわき上がってくる画面です。


 

ICO(PS3)
2011冬ゲー

2001年にPS2でリリースされたアクションアドベンチャーのHDリマスター版。画面上に体力ゲージなどのパラメーターを表示せず、BGMもほとんど流れないという、ゲームらしからぬ雰囲気が話題になりました。

2011冬ゲー
“手をつないで進む”というシステムもこのタイトルの魅力。HDリマスターでヒロイン“ヨルダ”の表情もはっきりわかります。


 

ワンダと巨像(PS3)
2011冬ゲー

見上げるような“巨像”にしがみつき、振り落とされそうになりながらも弱点を見つけて倒す、というPS2用アクションアドベンチャーのHDリマスター。『ICO』と同じ上田文人氏プロデュースで、ゲーム内容こそ違え、世界観には似た部分が見受けれられます。

2011冬ゲー
巨像の頭の上で、弱点にトドメを刺す! ここまで巨像のカラダを登ってくるのが実はかなり大変。


 

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER HD EDITION(PS3、Xbox 360)
2011冬ゲー

2010年に発売されたPSP『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』をHD化。右アナログスティックでの操作や震動機能にも対応しています。さらに、PS3版はPSPとセーブデータを共有できる“トランスファリング”に対応。家ではPS3、外ではPSPでゲームを進めることができます。PS3版にはPSP版のプロダクトコードが付属するので、新たにPSP版を買う必要もなし!

2011冬ゲー
単純に画面を高解像度しただけでなく、フォントや体力ゲージなどのサイズも再調整されています。


 

METAL GEAR SOLID HD EDITION(PS3、Xbox 360)
2011冬ゲー

PS2で発売された『METAL GEAR SOLID 2』と『METAL GEAR SOLID 3』をHD機用にリビルドし、1パッケージに収録。『MGS3』の完全版に収録されていた、MSX2の『METAL GEAR』と『METAL GEAR 2』もプレーできるうえ、PS3版にはゲームアーカイブス版『METAL GEAR SOLID』のプロダクトコードが付属するので、これ1本でシリーズ作品5作を体験できます。

METAL GEAR SOLID 2
2011冬ゲー
『MGS4』や、開発中の『METAL GEAR SOLID RISING』にも登場する雷電の初任務を描く。
METAL GEAR SOLID 3
2011冬ゲー
冷戦中のソ連を舞台に、主人公ネイキッド・スネークと、その師である“ザ・ボス”との物語が展開。


 

Halo: Combat Evolved Anniversary (Xbox 360)
2011冬ゲー

 初代Xboxでリリースされ、全世界で大ヒットした『Halo』シリーズの1作目がHDリマスターで登場。3D表示やKinectによる音声操作にも対応し、マルチプレイヤーでは『Halo』と『Halo2』から、人気が高い7つのマップを収録しています。

オリジナル版
2011冬ゲー
今見てしまうとかなりあっさりとした感じですが、このグラフィックでもプレー可能。古くからのファンは感涙もの!?
リマスター版
2011冬ゲー
ポリゴン感がなくなっただけでなく、建物のデザインにも手が加わっているなど、大きく進化したグラフィック。

ゲームとしてのおもしろさはお墨付きなうえ、価格も安めなのがうれしいところ。年末年始は名作にどっぷりつかるのもいいんじゃないでしょうか?

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