エバーノートが11月8日に開催した“Evernote press Conference”では、サードパーティー製エバーノート関連サービスの情報が多数展示された。ここでは、気になったものを一気にご紹介。
左から、エバーノートのフィル・リービンCEO、MetaMoJiの浮川和宣社長、エバーノート日本法人の外村仁会長。
●ブラザー
プリンター複合機としては初めてエバーノートと連携する。『DCP-J925N』などマイミーオ3機種が12月1日より、“クラウド&モバイル接続機能”に対応。PCを使わずに直接エバーノートにスキャンデータをアップロードできるようになる。
スキャンしたデータはエバーノートにアップし、同期できる。
●ソニー
『Sony Tablet』には、デフォルトでエバーノートのアプリをプリインストール。
さらに、ソニーの『Google TV』ではエバーノートのガジェットが使える。大画面でエバーノートが使えるのはテレビだけということで、写真の閲覧や大画面をいかした『Skitch』でのお絵かきなどが期待される。しかし、『Google TV』の国内の動向といえば。……期待しましょう。
●マイクロソフト
今週末登場予定の“Windows Phone 7.5”向けエバーノートアプリ。メトロUIにマッチしたレイアウトは、エバーノート関連アプリでも見やすさは抜群。ノートも余白の使い方などがWindows Phoneっぽくてすてきです。こちらも国内の端末が増えてほしいところ。
●MetaMoji
MetaMoJiは浮川和宣社長自らがプレゼンに登場。iPad用の手書きメモアプリ『7notes』とエバーノートを連携させる“Evernote 高機能連携アドオン”を今月中に提供予定。
手書きメモデータをエバーノートに送って保存できるだけなく、エバーノート内のノートを読み込んで編集もできる。編集したファイルは、テキスト、イメージ、7notesファイルの3つの形式で保存できる。
●富士ゼロックス
エバーノート内のノートをセブンイレブンでプリントできる。操作はまず、iOS向けのエバーノートアプリから、“ネットプリント”にデータをアップロードし、“プリント予約番号”を控える。
あとは近くのセブンイレブンに行き、いわゆる大きなコピー機でネットプリントを選択し印刷するだけだ。
●コクヨ
日本は文房具の国と、いくらデジタルが普及しようと“紙にメモ”はなくならない。しかし、作成したメモはデジタルにしたほうが活用しやすい。『CamiApp』(キャミアップ)は書いたノートを撮影するだけで、データ化できるメモ帳だ。
特徴はスマートフォンでの読み取り時、このリング式ノートの黒い縁取り部分、またノートブックタイプは四角のスキャンマークで傾きを調整し、まっすぐに直してデータ化できる。
またアクションマーカーを7つまで設定でき、マーカーのパターンによってタグを自動で設定可能。
●ワコム
ペンタブレット“Bamboo”シリーズで使える“Bamboo Dock & apps”にエバーノートのアプリケーションが登場。
Bamboo Dockからエバーノートを起動して、手書きのメモや、作成した画像などをノートに記録できる。
●Peek
iPadのスマートカバーを利用する、学習アプリ『Evernote Peek』。エバーノートの“ノート”を利用し、“題名に問題”、“ノートの本文に解答”を入力し問題を作成できる。また教材も提供中で、今後日本語版の教材も登場する予定だ。
実際にスマートカバーを使っているところ。漢字の読み取り教材で、めくって現われたのは、らくだ。正解!
さらに連携サービスが増え、ますます便利になるエバーノート。次は何と連携するか楽しみです。
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