エバーノートは、ここ最近2ヵ月のアップデート情報や関連サービスの情報を発表する“Evernote press Conference”を11月8日に開催した。おなじみフィル・リービンCEOが来日しプレゼンを行なった。エバーノートは現在1600万人の会員数を突破、日本は200万人とのこと。
フィル氏の脳内には“時間をつぶす”、“時間を節約する”の2つがあって、エバーノートは時間を節約するツールとのこと。金づちや火などのツールにたとえ、日常で使うツールとしてエバーノートを使ってほしいと語った。
100年間存続する企業を目指す。使えば使うほど価値が増していくエバーノートを「100年使ってほしい」とフィル氏。一生のすべてがエバーノートに記録できたらスゴイですね。
シリコンバレー、日本、モスクワに続いて、今年、テキサスのオースティンに新しいオフィスをオープン。今後、北京、シンガポール、ヨーロッパにもオフィスがつくられる予定。
その後は、ぞくぞくとアップデート情報を発表。
●iOSアプリがリニューアル
iPhone、iPad向けのアプリが大幅にバージョンアップ。リッチテキストの作成・編集に対応し、レイアウトも変更した。
●Mac向けアプリがデザイン変更
Macの新OS『OS X Lion』に合わせて、デザインをリニューアル。フルスクリーンモードは、iOS向けアプリに近くなり、サマリーを縦にスクロールできる。
●Windows Phone 7.5向けアプリが登場
メトロUIやタイルにノートを置ける“Windows Phone 7.5”アプリが今週末にも登場予定。
●有料アプリ『Skitch』を無料化
今年8月にエバーノートが買収したアプリ『Skitch』を無料アプリとして提供。Skitchは画面キャプチャーや、画像内へのメモ書きが行なえる。Mac版に続き『Skitch for Android』を新たにリリースし、写真を撮影し画像に書き込みをしたものをEvernoteに保存できる。逆にエバーノート内の画像も編集可能だ。
●Evernote Peekに日本のコンテンツ登場
『Evernote Peek』は、iPad2のスマートカバーを利用して1問1答のようにクイズが楽しめる学習アプリ。スマートカバーを5分の1ほどめくると問題が出て、半分ほどめくると答えが現われる仕組みだ。歴史や漢字の学習コンテンツが登場予定とのこと。
バージョンアップした『Evernote Peek 2.1』では実際のスマートカバーを使わずに、バーチャルカバーを利用できる。初代iPadやスマートカバーを使わなくても、本アプリを使える。
●日本円での支払いが可能に!
プレミアム会員の会費は、今までドルのみの支払いだったが、クレジットカードで日本円を選択可能になった。でも今はドルで払っておきたい気分!?
最後に今後、『Skitch』、『Peek』に続き、さらに3つのパートナーと連携することを予告した。
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