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『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

2011年11月01日 20時30分更新

 10月28日、NVIDIAは3Dゲームに関するテクニカルセッションに続いて、エアガンによる疑似戦闘スポーツ『サバイバルゲーム』(サバゲー)の体験会をメディア関係者向けに実施した。

 この体験会は11月2日に発売が迫った『Battlefield 3』などのFPSゲームと同じような状況をリアルに体験し、3Dゲームがどれだけリアルに迫っているか実体験してもらおうという趣旨だ。

 参加者は、NVIDIA関係者のほか、週刊アスキー編集部イッペイやASCII.jp編集部北村、私シバタなど各メディアの編集者とライター陣で総勢20名となった。

 サバゲーで使われる銃は、弾速が秒速98メートル以下と法律で決められているため、弾が当たってもわめくほど痛くはない。とはいえ、目など、当たりどころが悪いと危険な場合もある。そこで、ゴーグルなどをレンタルできる千葉県印西にあるサバゲー専用フィールド『ナンバーナインシューティングクラブ』で体験会を行なった。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 現地に到着すると早速、“自作の虎”から“サバゲーの虎”になったイッペイ。『ナンバーナインシューティングクラブ』では、手ぶらで行ってもサバゲーに必要な銃やゴーグル、ウエアーといった装備を一式3800円でレンタルできる。イッペイも含め、参加者のほとんどはサバゲー未経験者だった。

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 今回のゲームで使用する銃は東京マルイ製『AK47ヴェータ・スペツナズ』で装弾数は250発。初心者でも扱いやすいタイプだ。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 電動エアガンの扱いも初めてのイッペイ。装弾はしたものの、セーフティーロックを入れたまま打とうとしそうでちょっと不安。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 戦闘フィールドは中学校の体育館ぐらいの広さで、エリア内には迷路のような板張りの遮蔽物が張り巡らされている。ほかにもバスや車といった障害物などもあり、これらにうまく隠れながら撃ち合う。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 ゲームは10対10のチーム戦。フィールド内を陣地分けし、相手のフラッグ(ブザーが鳴る装置)を先に鳴らすか、相手の戦闘員を全滅させたほうが勝ちとなる。制限時間は15分。誰かに撃たれたり、流れ弾が当たったら、「ヒット」とかけ声を出し、銃を頭の上に掲げてセーフティーエリアに移動しなければならない。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 イッペイが「やったるぜ!」と気合い入りまくりで戦場入り。どうしたって目立つ虎マスクが早くも死亡フラグに見えた。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感
『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感
『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 “戦場の虎”と化したイッペイが戦場に躍り出た! スタートダッシュで砦まで突撃。砦内にある射撃ポイントから、相手を狙う。戦闘フィールドでは、遮蔽物の隙間から見える相手の戦闘員を射撃、相手が攻めてきたら遮蔽物に隠れて待ち伏せしながら、マガジン底のギザギザの歯車を回して弾をリロードする。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 味方のサバゲー経験者がフラッグをゲット。なんと5分前後で最初のゲームの勝負がついてしまった。

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 自分がフラッグを取ったわけでもないのに思わずガッツポーズで喜ぶイッペイ。テンションは最高潮。

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 最初はほとんどが未経験者ということもあり、訳もわからずやっていたが、2回戦からは1回戦の経験を踏まえて作戦を立ててみることに。フラッグを取りに行くフォワードとフラッグを防衛するバックに役割を分担。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 2回戦がはじまるとすぐにイッペイは撃たれて「ヒット」のかけ声。「ちくしょー」と悔しさがにじみ出る。やはり虎は目立つのだ。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 3回戦では、拠点防衛に重点を置き、序盤はイッペイの赤チームが優勢だった。しかし、1回戦でフラッグを取ったエースが撃たれて退場する様を目撃すると、味方の士気は総崩れ。このとき、残りの戦闘員は赤チーム8人、敵の黄色チーム2人と圧倒的に優勢だったのにもかかわらず、我々は「エースがやられたら負けてしまう!」とパニック。いままで腰を落ち着けて拠点防衛にあたっていた面々が次々と無策で突撃を開始した。イッペイは先陣を切って、この写真を撮っているライターシバタも後に続いたのだが……

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 おわかりになるだろうか? イッペイの銃口がこちらを向いている。カメラのシャッター音に驚いたのか、イッペイが振り向きざまに味方であるシバタに向けてフルオートファイアーしたのである。本人いわく「あまりに緊張していて、うしろの物音につい……」とのこと。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 約3時間、6ゲームほどプレーし、戦い終わって記念撮影。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 ふだんはデスクワークばかりの我々なので、久々に野山を駆け巡ってぐったり。でも、普通の生活では味わえない戦場特有の緊張感と共に戦うことで生まれる連帯感は、思わずはまってしまいそうなぐらい楽しかった。

『Battlefield 3』発売直前!! サバゲーキャンプでリアルFPSを体感

 と、なんだか全部サバゲーの感想になってしまったレポートだが、一応今回のイベントの趣旨であるゲームと現実はどれぐらい近づいたのか確認する意味合いで、ゲームの合間、FPSゲームのように銃を入れて写真を撮ってみた。FPSに比べて明暗の差が現実のほうが強い。ディテール感はパッと見た限りでは『Battlefield 3』の描画レベルであれば、現実とそれほど違和感はない。“Enlighten”による、“グローバルイルミネーション”技術がゲームに採用されるようになれば、このような風景がゲームでも当たり前になるかもしれない。

●関連サイト
ナンバーナインシューティングクラブ

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