お掃除ロボットと聞いて思い浮かぶのはiRobotの『ルンバ』だろう。実は私はルンバ初号機のユーザーだったりする。でも、初号機はまったく使いものにならず、水道橋博士にあげてしまった。あれから8年。ルンバは新聞の全面広告を打つくらいメジャーになった。性能も良くなったようで、勝間和代さんも使っているらしい。
今度は東芝から『スマーボ』というお掃除ロボットが発売された。
↑iRobot『ルンバ』(写真左)と、東芝『スマーボ』(右)。 |
2つのCPUと38のセンシング機能を備えた、いかにも日本製らしい細かいつくりの製品だ。見た目はまるっきりルンバのパクリだけどね。コンセプトアイデアはアメリカ、応用は日本って製造業の典型パターンだな。私が使用した初代ルンバは行き当たりばったりの移動方式だったが、その点がどう改良されたのか気になる。
そもそも私は掃除が苦手。というのも、掃除などの細かい作業に費やすエネルギーを、思考のための集中に振り分けているからだ。そういえば、子供のころからいまにいたるまで、ロクに掃除をやっていなかった。自宅の掃除はダスキンメリーメイドにお願いしていたし、小学校でも掃除は毎回サボっていた……。
でも、いまは刑務所の衛生係に就いているので、掃除掃除の毎日。雑巾がちん毛まみれになるほど床を磨いたりしている。たぶん、一生ぶんの掃除をしているような気がするぞ。
これ、いままでのツケがまわってきたってことなのかね……?
■今週のガジェット■
『スマーボ VC-RB100』
“自動”や“念入り”など、4つのお掃除モードを搭載した、充電式コードレス掃除機。掃除してほしくない箇所をガードする赤外線式の“バーチャルガード”を同梱する。
↑室内を等間隔で往復し、2畳ぶんを約2分で掃除できる。時間指定で掃除を開始するタイマー設定も可能。
販売:東芝(関連サイト)
価格:実売価格9万円
■今週の近況■
茂木健一郎さんがお土産持参で面会に来てくれたが、食べ物は差し入れ禁止。知人からの手紙に「刑務所の食事が豪華だね」とあったが、囚人にはメシしか楽しみがない。つーか一度に大量に調理したつくりたてのメシは本当にウマい。もしマズかったら、暴動が起きるわ(笑)。
※この連載は週刊アスキー11月8日号(10月25日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
※10月31日発売の週刊アスキー11月15日号では、『ルンバ』と『スマーボ』の緊急対決記事を掲載。こちらの記事もぜひチェックしてみてください!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります