LOOX U/B50Nの場合 |
↑超小型PC、『LOOX U』シリーズの第2弾。液晶が1280×800ドットと高解像度化されたほか、特殊な配列で不評だったキーボードが大幅に改良されたのが特徴だ。ポインティングデバイスはスティックを装備。また、感圧式のタッチパネルを搭載している。 |
●主なスペック
CPU:Intel Atom Z530(1.6GHz)
チップセット:Intel システムコントローラーハブ
メモリー:1GB
ストレージ:60GB HDD
液晶サイズ:5.6インチ(1280×800ドット)
その他:タッチパネル、SDカードスロット、CFカードスロット
無線LANはあっけなく動くもサウンドとカメラが使えず
最も重要な無線LANがあっけなく動き、アクセスポイントへの接続、ネットへのアクセスも問題なし。しかし、CPUの性能が低いためか画面描画は遅く、ちょっとしたメニュー表示でももたついてしまった。また、サウンドはMP3が再生されず、カメラは起動するとエラーが出てしまった。
カメラを起動するとエラー |
BIOS設定の変更でタッチパネルが使えるように!
本機の最大の特徴は、液晶がタッチパネルであること。標準のままではタッチしても反応がなかったが、BIOSの“詳細”にある“各種設定”で、“タッチパネル設置”を“タブレットモード”に変更することで使えるようになった。
BIOSの設定でタッチパネルの方式を変更! |
指での操作はホントに快適 |
●動作状況まとめ
なにも考えずに無線LANが使えるというのが強み。さらにタッチパネルが使えるので、ちまちまとスティックで操作するのではなく、スマートホン感覚でガシガシ使えるのがホントに便利だ。
これだけのメリットがあれば、多少画面の描画が遅いことや、サウンドが鳴らないことなど些細な事に思えてしまうだろう……とは言えない。さすがにサウンドが鳴らないのはキツイ。
起動 | 〇 | サウンド | × |
画面表示 | 〇 | スリープ | × |
キーボード | 〇 | SDリーダー | 〇 |
ポインター | 〇 | USBメモリー | 〇 |
無線LAN | 〇 | カメラ | × |
有線LAN | 〇 | シャットダウン | 〇 |
●関連サイト
Android-x86 Project
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