9って『Nokia N9』です。まともなメディアは前モデルと比較しています。でも、なんとなくではありません。WindowsPhone転身前のノキアの最終兵器であるN9は(日本では出ないとはいえ)、iPhone 4Sのガチライバル。カメラに関してはどちらも800万画素。さらにiPhoneのカメラはソニー製、N9のカメラはカールツァイスなので、これは日独対決とも言えます。
カールツァイスはケータイではノキア、ウェブカムではロジクール(ロジテック)と、独占契約がお好きなようで……。あ、ソニーのデジカメ『α』はカールツァイスなので、まぁ仲は悪くないと思います。
ソニー対カールツァイス |
↑iPhone 4Sはソニー製CMOSを搭載しています(ほとんどのケータイがそうですが……)。Nokia N9は独カールツァイス製レンズを搭載。どちらも定評があります。 |
曇り空の下、外で弊社ビルを撮影してみました。画素数は同じですが、画面比率に合わせ縦横比は異なっております(画像クリックで拡大)。
iPhone 4S |
Nokia N9 |
4Sのほうが、光りを集めているカンジですね。細部をアップしてみましょう(画像クリックで拡大)。
iPhone 4S |
Nokia N9 |
標識の文字は、N9のほうがなめらかに再現しているように思えます。続いて室内で接写してみました(画像クリックで拡大)。
iPhone 4S |
Nokia N9 |
いずれもフラッシュはオフ。やはり4Sのほうが明るく撮れます。鉢の表面を見ても4Sのほうが若干ディテールが増していますね。
カメラ機能とは関係ありませんが…… |
↑N9のカメラを起動した状態でタスクを切り替えると、被写体が映ったままスライドするんです。プレビューでも映像は生きたまま!(確かPalm Preもそうでしたね)。ただカッコイイだけですが、ステキ☆ |
えー、以上です。そうすべてにオチを期待してはいけません。
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