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かければ明るさもイケメン度も向上!? NVIDIAの立体視技術『3D Vision 2』

2011年10月15日 10時30分更新

3D Vision 2対応3Dメガネはレンズの大きさが2割増
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↑3D Vision 2対応メガネの価格はIRエミッター付きで149ドル、エミッターなしモデルで99ドル。国内での希望小売価格は前者が1万6800円で、後者が1万1800円ととほぼ現行製品と同価格。11月中旬以降に発売予定だ。

 NVIDIAの立体視技術“3D Vision”の最新版『3D Vision 2』は、従来よりも明るい立体視が可能です。3D Visionで採用されている3D表示方式は“アクティブシャッター”。3Dメガネの左右のレンズを高速で交互に暗くして、液晶ディスプレーと同期することで視差をつくって立体視を実現しているのですが、偏光方式と比べると高解像度を維持できるけど映像がどうしても暗くなりがちなんですよね。

 しかし、3D Vision 2では“ゴースティング”が少ないシーンでは液晶ディスプレーのバックライトをオンにすることにより、従来よりも明るく視聴できます。この明るくする機能をNVIDIAは“LightBoost”と呼んでおり、3D Vision 2対応3Dメガネと対応3D液晶ディスプレーじゃないと使えません。

3D Vision 2
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3D Vision
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3D Visionなし
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 写真は左が3D Vision 2メガネで、真ん中が従来の3D Visionメガネ、そして右は3D Visionメガネをかけていない状態です。ご覧の通り、3D Visionメガネをかけると心なしか面構えも男前になりますが、効果は個人差がありますのでご注意を。冗談はさておき、従来機よりもレンズが20パーセント大きくなり、かけた感じは正直やや重くなってました。僕のようなメガネonメガネスタイルだとほんのわずかな重量増でも敏感に感じちゃいます。

肉厚フレームで外光をシャットアウト
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 フレーム上部がゴーグルのように肉厚になったことで外光をさえぎり、没入感もアップしているような気がしました。ただし、しつこいようですがメガネonメガネだとメガネの形によっては3D Vision 2メガネにうまくはまらないのが気になりました。

充電用ポートはミニUSBからマイクロUSBに
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 また、細かい話ですが充電用のUSBケーブルを挿すポートはミニUSBからマイクロUSBに変更されてました。スマホを中心に時代はなにもかもマイクロになってしまうんでしょうか? 僕んちの隅っこでヤマタノオロチのようにからまっているミニUSBケーブルが泣いております。

ASUSTeKの3D Vision 2対応液晶ディスプレー
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 最後に互換性の話を。IRエミッターは従来と同じなので、以前の3D Visionキット(メガネとIRエミッターのセット)を購入された方は、新しい3Dメガネだけ買ってもオーケーです。しかし、LightBoostを使ってより明るく視聴するためには3D Vision 2対応メガネと3D Vision 2対応液晶ディスプレーが必要になります。

 すでに従来の3D Vision対応液晶ディスプレーを2つも購入している副編カクッチはうなだれてましたが、それはそれ、新しいテクノロジーを体感するには新しい製品を買わなければならないんですよね、やっぱり。

 ということで、NVIDIAが案内したのがASUSTeKの3D Vision 2対応の27インチワイドフルHD液晶ディスプレー『VG278H』。未発売モデルですが、近いうちにリリースするはずとのことで、IRエミッターはベゼル内蔵、3D Vision 2メガネも同梱します。ちなみにパネルはTNです。価格は2万8000円~3万5000円ぐらいで出てほしいところですね。

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