ヤフージャパンから、新しい電子書籍ポータルサイト『Yahoo!ブックストア』が誕生する。
現在サービス中の電子書籍コミックストア『Yahoo!コミック』をベースに、『Yahoo!ブックストア』としてリニューアル。まずは、年内にコミックや写真集を中心としたコンテンツを提供する。
“オープン”をキーワードに、デバイス、フォーマットともに、開かれたサービスが目標。
デバイスでは、PC、アンドロイド、iOSをはじめ、あらゆる端末を検討するとのこと。
また、フォーマットでは、EPUBの採用を表明している。
すでに『Yahoo!コミック』では600冊以上のEPUBフォーマットのコミックスを販売しており、これから正式版が出るEPUB3.0では日本語ならではの表現方法を追求し、より質の高いコンテンツを提供していくとのこと。
その後、2012年1月をめどに、EPUB3.0をサポートした縦書き表示の対応や、IDや決済、検索など他社コンテンツとの連携サービスをめざす。
さらには、ソーシャルサービスへの連携や、大容量ストレージサービス『Yahoo!ボックス』を使った“クラウド書庫”なども予定している。
↑ポイント還元やまとめ買いなど、ヤフージャパンの既存サービスとあわせた会員向けのサービスを提供する。 |
↑「電子書籍のコンテンツだけでなく、関連した映像やゲームなどさまざまなコンテンツ横断的にサービスしていきたい」と語る、ヤフー R&D統括本部の高田正行氏。 |
年内に改めて発表を行なうとのことなので、後日詳細をお伝えしたい。
●関連サイト
Yahoo!コミック
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