『牧場物語』などの人気シリーズで知られるマーベラスエンターテイメント、ゲームのほかに『KORG-DS10』などのユニークなタイトルを手掛けてきたAQインタラクティブ、主に携帯向けソーシャルゲームの開発を行なってきたライブウェアの3社が10月1日に合併。マーベラスAQLとなり、これから展開するコンテンツについての発表会を開催しました。
最初に発表されたのはゲームではなく、なんとミュージカル。新撰組を題材にした乙女ゲー、『薄桜鬼』のミュージカル化です。マーベラスAQLは“テニミュ”の略称で知られるミュージカル・『テニスの王子様』も手掛けているので、これも期待できそうです!
正式タイトルは“ミュージカル『薄桜鬼』斎藤 一編”。公演は2012年のゴールデンウィークを予定。 |
発表会には斎藤一役の松田凌(左)、沖田総司役の廣瀬大介も登場。意気込みを語りました。 |
そしていよいよゲームの発表へ。まずは『剣と魔法のログレス』と『NINJA NATION』という、2つのブラウザーゲームが紹介されました。
剣と魔法のログレス |
ジョブチェンジシステムを採用し、3つあるハンターズギルドからひとつを選んで所属するなど、ブラウザーゲームとは思えない充実度。現在オープンベータテスト中。 |
NINJA NATION |
人気テレビ番組『SASUKE』の世界観をゲーム化した“育成レースゲーム”というユニークなジャンル。マウスのみの操作でプレーできる。(画像はイメージイラスト) |
続いて、有名クリエイターたちがモバゲー向けに新作ゲームを提供する“スーパークリエイターズ”のタイトル。コンシューマーゲームで人気タイトルを送り出してきた豪華な面々が登壇しました。
稲船敬二氏 |
『ロックマン』や『鬼武者』、『デッドライジング』などを手がけた稲船氏は、アクションゲーム『J.J.ROCKETS』を開発中。 |
『J.J.ROCKETS』のメインキャラ。ロボット……ではなく中に人が入っていて、しかもその人はアメリカ大統領、というユニークな設定。 |
中裕司氏 |
『ソニック』シリーズの生みの親、中氏が紹介したのはソーシャルRPG『BUDDY MONSTER』。 |
主人公は魔獣に乗って戦う“獣騎士”。自分で魔獣を育てて絆を深める育成要素がある。 |
船水紀孝氏 |
『ストリートファイター』シリーズをプロデュースした船水氏の新作は『コンボキマール』。格闘系っぽいタイトルだが……。 |
ゲームのキーワードが散りばめられたイメージ映像。やはり格闘ゲームのようだが、“ビール”や“カレー”などのキーワードも。 |
そして、人気シリーズの最新作『牧場物語 はじまりの大地』(ニンテンドー3DS、2012年初頭発売、5040円)と『ブラウザ三国志NEXT』(PS Vita、12月17日発売、基本プレー無料)が紹介されました。
『牧場物語 はじまりの大地』は、家のつくりやレイアウトの自由度を高め、キャラのカスタマイズも可能になるなど、基本的な部分からつくり直した印象。 |
通常の畑に加えて“段々畑”もつくれるように。畑をどんどん広げて、上から3D表示で見渡せば壮観! |
『ブラウザ三国志NEXT』はPCで人気のシミュレーションのPS Vita版。タッチ操作を取り入れるなど、PS Vita向けに改良しています。 |
PC版からの追加要素一覧。個人的には、コンシューマー機タイトルで基本プレー無料(アイテム課金予定)というのが気になります。 |
そして発表会の最後に稲船敬二氏が再登場し、3DS用アクションアドベンチャー『海王』を発表。名前の通り、海賊たちが自分の野望や大義をかけて戦う内容で、複数のキャラからひとりを選び、それぞれの物語を楽しめるようです。
キャラクターは三国志の登場人物をイメージ(写真のキャラでは左から張飛、劉備、関羽)。また、最近は動物を擬人化したキャラが登場する作品が少ないため、あえてチャレンジしたとのこと。 |
最後に、『海王』のキャラ画像を紹介。三国志好きの人なら「このキャラのモデルは●●!」とピンとくるんじゃないでしょうか。
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マーベラスAQL
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