すでに海外では発表済みですが(関連記事)、日本エイサーからタブレット並みの軽さやバッテリー駆動時間、高速起動を備えた“ウルトラブック”PC『ASPIRE S』が登場しました。
エイサー初のウルトラブック |
SSDとHDD搭載の2モデルがあり、発売は11月中旬以降です。
『ASPIRE S3-2』はHDD搭載の下位モデルで予想実売価格9万円前後。Core i3-2367M(1.4GHz)、メモリー4GB、HDD 320GBを搭載。上位機の『ASPIRE S3-1』はCore i7-2637M(1.7GHz)、メモリー4GB、SSD 240GBを搭載。予想実売価格15万円前後。
いずれも、13.3インチ液晶(1366×768ドット)を備え、最薄部は約13ミリで重量は1.4キロ未満。バッテリー駆動時間はSSDモデルが約7時間、HDDモデルが約6時間で、スタンバイ状態では約50日間というロングバッテリーライフを誇ります。
起動時の高速化のために別途、専用のSSDを搭載しますが、“スマートレスポンス”には非対応。“インスタントオン”機能を搭載しており、スリープからは約1.5秒、休止状態からは約6秒で起動します。また、独自のWiFi接続高速化技術“インスタントコネクト”を備え、アクセスポイントを探し始めてから約2.5秒でインターネットに接続可能できます。
底面 |
天板と背面端子 |
側面 左 |
側面 右 |
130万画素ウェブカメラを備え、ブルートゥース4.0に対応。本体サイズは323(W)×218.5(D)×17.5(H)ミリで、最薄部は13.1ミリです。本体はアルミ製で背面にUSB2.0×2、HDMI、電源ジャックを搭載。側面左にオーディオジャック、側面右にSDカードスロットを備えます。OSはWindows7 Home Premium(64bit)です。
コストパフォーマンスで人気の『MacBook Air』とほぼ同等のスペックをもちつつ、9万円前後からという価格は、かなりの魅力。PC性能と携帯性を両立しつつ、お手頃価格のモバイルPCを待ち望んでいた人々には、まさに最適なモデルと言えるのではないでしょうか。
なお、エイサーから7インチのWiFiタブレットも発表(関連記事)されているので、そちらも要注目ですよ!
●日本エイサー(関連サイト)
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