VAIO秋モデルの注目製品は、15インチサイズながら、13インチモバイルなみの薄さと軽さを備えた『VAIO SE』です。モバイルしたいけど画面が小さいのはダメ、と泣く泣く重いノートを持ち運んでいた人に朗報です。
VAIO SEは厚さ約24.5ミリで重量1.99キロ。同社調べでは一般的なA4サイズより1センチ薄く、1キロ軽いとのこと。さらに、標準でフルHD液晶や通常電圧版CPUを搭載しているので、おもにビジネスシーンで活躍しそうですね。
VAIO SEはグラフィックに『RADEON HD6470M』を搭載しており、内蔵GPUと専用GPUをワンタッチで切り替えられる“パフォーマンススイッチ”を採用しています。
モバイル利用で気になるのは、バッテリー駆動時間。スイッチでバッテリー重視の“STAMINA”、性能重視の“SPEED”モードに切り替えられ、STAMINAモードでのバッテリー駆動時間は6.5時間(メーカー公称値)と、15インチクラスでは優秀といえます。
さらに、ほかのVAIO Sシリーズと同様に、底面をおおうフラットな形状の拡張バッテリーを用意。内蔵バッテリーと合わせて13時間駆動を可能にしています。
この拡張バッテリーを使用しているときは、PC本体の電源がオンでも取り外しが可能で、単体で充電が可能。
PC内蔵バッテリーを先に充電して、拡張バッテリーから先に消費するという仕組みも嬉しいポイント。
拡張バッテリーのサイズは約 364.5(W) ×238.5(D)×10(H)ミリで、約 615グラム。装着したときでも厚さは約34.5ミリと、一般的なノート並み。拡張バッテリー『VGP-BPSC29』は10月8日発売予定、予想実売価格1万9800円。
13.3インチモバイルの『VAIO S(SB)』シリーズとおなじく、マグネシウム&アルミニウム採用ボディーで剛性が高く、ボティーがたわむことはありません。また、安全に持ち運べるよう、加速度センサーにより不意な落下時や振動からHDDを守る“HDDプロテクション”も採用。
低反射コート採用の液晶や、周囲の明るさを感知して点灯するキーボードバックライトなど、モバイルでの使用を考えたつくりです。
また、BTOでSSDが選択でき、クアッドSSD選択時は約15秒でOSが起動できるとのこと。
画面サイズも携帯性も妥協したくない人にオススメです。
『VAIO S(SE) VPCSE19FJ/B』
●ソニー(関連サイト)
予想実売価格 15万円前後(10月8日発売予定)
<SPEC>
CPU Core i5-2430M(2.4GHz)
液晶ディスプレー 15.5インチ(1920×1080ドット)
メモリー 4GB(最大8GB)
HDD 750GB
グラフィック RADEON HD6470M、CPU内蔵GPU
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
サイズ/重量 380(W)×255.9(D)×24.5(H)mm/約1.99kg
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