日本HPが家庭向けのインクジェット複合機3機種を発表しました。
3モデルともスマホとの連携機能を強化しているのが特徴で、新たにiOSやAndroid向けの専用アプリ『HP ePrint Home&Biz』からインターネット経由での印刷が可能になりました。前モデルではファイルをプリンターにメールで送る機能のみでしたが、今モデルはアプリからファイルやウェブページを選択してスグに印刷できるようになり、使い勝手が向上しています。写真ファイルのほか、PDFやワード、エクセル、パワーポイント、ウェブページなどのワイヤレス印刷とスキャンが可能です。
新製品のインクジェット複合機3モデル |
写真左は同社イメージング・プリンティング事業を統轄する執行役員の挽野元氏。 |
フラッグシップモデルの『HP ENVY110』は高さ約10センチと薄型でコンパクト。白いボディーカラーがおしゃれです。印刷解像度は最大4800dpiで顔料ブラックと3色カラーインクを採用。A4カラー用紙に1分間約4.5枚の印刷が可能です。スキャン解像度は最大1200dpi。直販価格は2万9820円、11月1日発売予定。
HP ENVY110 |
ミドル機の『HP Photosmart6510』は4色独立インクを採用。印刷、スキャンの解像度は上位機の『HP ENVY110』と同等ですが、A4カラー用紙に1分間約7.5枚の印刷が可能で、給紙トレーを2段備えるなど、印刷頻度が高い方向け。直販価格は1万9950円、11月1日発売予定です。
エントリー機の『HP Photosmart5510』は基本仕様は『HP Photosmart6510』と同等ですが、両面印刷機能が省かれ、給紙トレーは1段。直販価格は1万2810円、10月14日発売予定です。
HP Photosmart 6510 |
HP Photosmart 5510 |
各社複合機の新製品が続々と発表されていますが、今年はスマホ連携機能の強化とカラバリがトレンドのようです。意外と目に付く大きさだけに、部屋の雰囲気に合わせて複合機の色が選べるのはうれしいですね!
●日本HP(関連サイト)
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