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次はスマホも! ウィルコム会見で話題の“フリスク”ケータイWX03Aに触ってきた

2011年09月21日 15時30分更新

 ウィルコムは東京・汐留で2011年秋冬モデルの発表会を開催。PHS端末10機種を披露しました。
 発表会には、CMキャラクターをつとめる佐々木希さんと蛭子能収さんが登場。もうひとりのCMキャラクター、高田順次さんは現在海外ロケ中とのことで、爆笑ビデオ出演のみとなりました。

ウィルコム2011新端末発表会
↑左から佐々木希さん、ウィルコムの宮内謙代表取締役社長、蛭子能収さん。それぞれ、お気に入りの端末を手に登壇。


 今回の発表の目玉は、スマホとBluetoothで接続して受発信できるストレート型PHS端末の『SOCIUS(ソキウス) WX01S』と、“フリスク”とほぼ同サイズ、世界最小・最軽量PHS端末の『ストラップフォン(WX03A)』です。

 “フリスク”フォンは手にもつとこんな↓サイズ。軽いです。オモチャみたいでかわいらしい☆

『ストラップフォン(WX03A)』
ウィルコム2011新端末発表会
↑本体サイズ32(W)×10.5(D)×70(Hミリ、約33グラムの超小型PHS端末。12月発売予定、価格未定。エイビット製。

 約1インチ(96×64ドット)の有機ELディスプレーを搭載し、ウィルコム間でメッセージをやり取りできる“ライトメール”に対応しています。解像度は低めでドット感を感じるディスプレーですが、文字のコントラストはクッキリで読みやすかったです。

ウィルコム2011新端末発表会
↑メイン画面の“MENU”からライトメールなどの機能にアクセスする。
ウィルコム2011新端末発表会
↑メニューを表示したところ。わかりやすいアイコンで機能を表現。
ウィルコム2011新端末発表会
↑メール本文を表示したところ。コントラストが高く視認性はいい。

 底面にマイクロUSB端子を搭載し、別売りのイヤホンマイクを接続して使えます。充電には利用できません。

 その他、個性的だった端末を3つ紹介します。ひとつは哺乳瓶に似たデザインの『安心だフォン(WX01A)』。あらかじめ登録した1ヵ所にボタンひとつで発信できる、子供やシニア向けのPHS端末です。着信相手をひとつに限定し、知らない相手からの電話を防げる機能もあります。
 おおよその位置を地図上で確認できる“ウィルコム位置検索サービス”に対応しています。

『安心だフォン(WX01A)』
ウィルコム2011新端末発表会
↑大きなスピーカーと大きなボタンが特徴的。単4形電池3本で動く。12月発売予定、価格未定。エイビット製。


 次は、外観はふつうの据え置き型電話だけどPHSという『イエデンワ(WX02A)』。

『イエデンワ(WX02A)』
ウィルコム2011新端末発表会
↑外見はふつうの据え置き型電話機だけど、電話線はなく、無線で使えるPHS端末。12月発売予定、価格未定。エイビット製。

 その証拠に、モジュラージャックはありません!

ウィルコム2011新端末発表会
↑電源コネクターとマイクロUSBポートはあります。充電式の乾電池を入れ、マイクロUSBで充電することも可能です。
ウィルコム2011新端末発表会
↑底面にもモジュラージャックはありませんよ。

 AC電源でも、単3形電池4本でも動きます。赤外線通信機能があり、ケータイから電話帳のデータをコピー可能。しかも、この端末なら設置工事が不要で、買ってスグ使えます。持ち歩いて使うこともできますよ!

 最後は、モバイルWiFiルーター『007Z』。通信速度は下り最大42Mbps、上り最大5.7Mbps。端末はソフトバンクの『ULTRA WiFi 007Z』と同じで、ロゴが異なります。

『007Z』
ウィルコム2011新端末発表会
↑下り最大42Mbpsで通信できるWiFiルーター。10月7日発売予定、端末の実質負担額は0円。ZTE製。

 月額料金も定額3880円で、ソフトバンクと同じ(ウィルコムは12月31日までのキャンペーン料金)。でもウィルコムの場合は、007Zと同時にほかのPHS端末を契約すると“だれとでも定額”の月額料金3ヵ月相当のぶんがキャッシュバックされるキャンペーンがあるのです。

 さらに2つの発表もありました。ひとつは、来年春にAndroid搭載の3G&PHS両対応の端末を出す、とのこと。宮内謙代表取締役は「ウィルコムはW-ZERO3を出した、スマートフォンの草分け」と、意気込みを語りました。

ウィルコム2011新端末発表会

 もうひとつは、3G対応のWiFiルーター機能搭載PHS端末です。こちらも来年春に投入予定。

ウィルコム2011新端末発表会

 期待していたAndroid端末は今回はありませんでしたが、ユニークな端末の発表に驚きました。スマホとの併用を検討してはいかがでしょうか。

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