『F-12C』購入以来、すっかり富士通びいきのジャイアン鈴木です。そのうえ『GALAXY Tab 10.1』はもうすでに情報が出尽くしている感があるので、今回は富士通製Android3.2タブレット『ARROWS Tab LTE F-01D』をじっくり触ってみました。
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Android3.X端末は物理ボタンが少ないので、非常にスッキリしたデザインです。電源ボタンとボリュームボタンが側面ではなく、背面にあるので、私的には好印象。iPadでよくやるんですけど、寝ながら操作していて端末を回転させるときに、側面にボタンがあるとついつい押してしまうんです。
防水仕様でシーリングされています |
なんとSIMカードがマイクロタイプです。なんでも今後富士通の端末ではマイクロSIMカードを採用していく方針とのことです。
さて、マイクロSIMカード&マイクロSDカードスロット、マイクロUSB端子はそれぞれシーリングされたフタのなかに実装されています。そう、本製品は防水仕様なんですね。なので……。
お風呂に入って使えちゃう☆ |
お風呂の中にARROWSを持ち込めるわけです。すっかりスマホは風呂の中で使うことが日常になっている私としては、実に強いアピールポイントです。しかも……。
ワンセグが観られちゃう☆ |
これもタブレットの標準機能としては珍しいのですが、ワンセグ視聴対応です。自宅のお風呂のアナログテレビが停波で観られなくなっちゃった人には、すっごくうれしいんじゃないでしょうか? 夢中になりすぎてのぼせないようにしましょう!
防水仕様のためか少し大きめ |
※上からARROWS、GALAXY Tab、iPad2 |
ただし、防水仕様を実現するためか、GALAXY Tabの約175×257×8.6ミリ/約565グラムに対し、ARROWSは約181×262×11.3ミリ/約597グラムと少し大きめです。まーでも個人的には持った時の感覚では誤差範囲です。
充電スタンドに置くのがラク |
ちなみに防水仕様故に充電にはこのような接点を利用しており、充電スタンドにスムーズに置けます。
GALAXY Tabは端子式なんです |
ちなみにGALAXY Tabの充電スタンドは端子式なので、少し慎重に装着しなければなりません。そのぶんキーボードを物理的に装着できるというメリットもあるんですけどね。
ディンブル加工で滑りにくい! |
こまかな点ではスピーカー用の穴としても利用されている、ディンブル加工が保持しやすくていい感じです。富士通はこういった細かな気配り的製品デザインが本当にうまいです。
手書き入力の精度抜群! |
これまたF-12C同様の手書き入力対応IME(ATOKエンジン)の認識率はなかなかのもの。あとで自分でも判別でないような私の字もかなりの高確率で認識してくれる優しさです。
でも電車の中では大きいかな? |
今回の発表会のプレゼンで「電車車内で電子書籍を楽しんでいます!」みたいな利用シーンが流れていましたが、個人的にはどうかなーと思います。
一度でも通勤電車で使ったことがある人ならわかるはずですが、満員電車で10.1インチタブレットなんて大きすぎて使えないんですね。幸運にも座席に座れれば使えないこともないですが、キリストとブッダ両方からの寵愛でも受けられない限りは、そんなミラクルはなかなか訪れません。
ドコモの説明員さんに聞いたら、今回はXiの高速通信で高精細・高画質コンテンツを楽しんでもらうため、どちらのタブレットも10.1インチと大型を選んだとのこと。
というわけで7インチXiタブレットの登場に期待します!
ARROWS Tab LTE F-01D
キャリア:ドコモ
メーカー:富士通
発売日:10月上旬以降順次発売
予想実売価格:2万円台前半(新規契約価格)
製品公式サイト
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