9月2日に開幕する、世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショウ『IFA2011』。開幕前日には30社の発表会が会場のあちこちで行なわれ、ブースも公開された。
●ドイツ・テレコム |
日本のNTTとドコモを合体したような巨大通信会社Deutsche Telekom AGは、衛星を使った映像配信や、独自のセットトップボックスなど、より大量のコンテンツをユーザーに届ける手段を次々にくりだす。
モバイルでは『Samsung Galaxy Tab 8.9』をLTE対応タブレットとして初めて11月に発売することを発表。下り100Mbps、上り50Mbpsでリッチコンテンツを流通を促す。また、WindowsPhone7.5を搭載した初の端末として、『HTC Rader』も11月に発売する。
Samsung Galaxy Tab 8.9 |
HTC Rader |
●シャープ |
NHK技研公開でSuper Hi-Visionとして展示していた8K4Kの85インチ液晶ディスプレーを欧州で初公開した。解像度は7680×4320ドット。米国で発売している70インチのAQUOSを参考出品して、反響しだいでは欧州でも大型モデルを展開したいという。
映像ソースがサッカーだらけなのは、UEFA EURO 2012のオフィシャルスポンサーだから。 |
●Vodafone |
ドイツVodafoneはドイツテレコムと同様に映像コンテンツを取り込もうと、セットトップボックスを発表。こちらはLTEで大量のコンテンツ流通を目指す。 モバイルではハニカム搭載の独自タブレットを発表。7インチと10インチのVodafone Smart Tabという名前だ。
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