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スマホで使う“050”番号をスグにでも取得しておきたい理由

2011年09月24日 08時00分更新

スマホで使う“050”番号、いまこそ取得しておきたいワケ

 ケータイの通信は3Gから4Gへの移行期にあり、秋モデルからいよいよ4Gモデルの登場がささやかれております。しかし、LTEなどは音声をサポートしていないため、出てくる端末は、しばらく3Gと4Gの双方を搭載することになりそうです。無線LANなども含めると、小さな端末に同じ目的の機能を詰め込むのは、少々ムダなことのようにも思えてきます……。

 そこで注目されているのが“IP電話”です。インターネット網を活用した通話手段のため、通信さえ確立していれば利用できますから、仮に3Gがなくても問題ないわけですね。エリアの問題もあるので当面は4Gのみってわけにもいかないでしょうけれども、たとえば圏外でも無線LANがあれば通話が可能です。また、海外では現地の通信網に接続しておけば、効率の悪いローミングに頼らずに済むのもポイントです。

 IP電話サービスは『Skype』が有名ですが、iPhone、Android向けにリリースされた『Viber』は大きな注目を集めました。そこに新たなサービス『050 plus』が登場。NTTコミュニケーションズが、iPhone向けにリリースしたということでも話題にもなっています。

『050 plus』NTTコミュニケーションズ ※クリックするとiTunesが開きます。

スマホで使う“050”番号、いまこそ取得しておきたいワケ

 アプリの詳細は別記事をご覧いただくとして、サービスの相違点に着目していきます。ViberはSkypeと違い、アカウント登録が不要、Viberを使っているユーザーが一目瞭然というわかりやすさで広く受け入れられました。
 これは、端末の電話番号をIDとして利用しているためになせるワザです。050 plusはアカウント登録が必要、050 plus間は無料でそれ以外は有料と、どちらかというとSkypeに近いカタチのサービスです。現時点ではiPhone版しかありませんが、誰もが「Android版も追って出るのでは……」と想像せずにはいられないはずです。もしそうなれば、無料通話の活用幅も広がりますし、Viberに負ける部分は多少の月額課金(月額315円)がある点に絞られます。

 料金がかかるとはいえ、“050”番号を保持できるのはたいへん大きな魅力的です。上記した理由以外にも、アカウントではなく相手に“番号”を伝えるので非常に電話的な作法で混乱を招かず使えますし、端末の番号とは関係ないため、乗り換えも自在に行なえるというメリットがあります。キャリアメールはどうにもなりませんが、現在は他キャリア間のSMSも解放されてますし、ほかにもGmailやTwitter、FacebookのDMを活用するなど、いくらでも手はありますからね。

 まとめますと、端末もキャリアも好きなとき自由に変えられ、海外でもお得かつ便利。まさにクラウドコンピューティングにも近い感覚のIP電話“050”を、下4桁が選べるうちにゲットしておくのは非常にいい選択肢と考えます(050 plusでは下4桁番号が自分で選べます)。
 ほかに“スグ”の理由として、9月中に契約すると3ヵ月無料の特典も。どうでしょう、“050 plus”で好みの番号をゲットしておき、来るべき4G時代、“選択の自由”を得る支度をしておいては?

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