日本最大級、いや、世界最大級のアイドルの祭典『TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 Eco & Smile』(TIF2011)が、8月27日と28日に東京・お台場で開催。57組396人ものアイドルが一堂に会し、2日間で延べ1万人の来場者がライブや握手会、トークイベントに熱狂した。
週末のお台場は心配された雨が降ることもなく、絶好のフェス日和となった。左下に写る灰色の建物が、メイン会場となったフジテレビ湾岸スタジオだ。 |
参加アイドル全員が主役のTIF2011だが、ホスト的な役割を担ったのはアイドリング!!!だ。約4ヵ月ぶりにフルメンバーの20人が揃った彼女たちの活躍を、複数のレポート記事に分けて写真レポートを中心にお伝えする。
アイドリング!!! @ HOT STAGE(27日 15:45)
TIF2011のメインステージとなった“HOT STAGE”で、アイドリング!!!のフルメンバーによるライブが開催された。ライブとして20人全員がそろうのは実に、昨年末の9thライブ以来、8ヵ月ぶりとなる(※2月の台湾イベントを除く)。
20人そろってのライブをメイン会場の“HOT STAGE”で展開したアイドリング!!!。この日を待っていたファンで会場は熱狂の渦に包まれた。 |
25号・後藤郁が4ヵ月ぶりに復帰するとあって、客席は期待と興奮でテンションMAX状態。そのなかで彼女たちは TIF を背負って立つヘッドライナーとして、貫録のステージを見せてくれた。
1曲目の『SISTER』では4期生から順番にステージに登場。4期生はやはり5人全員そろってのパフォーマンスが最も美しい。 |
続いて3期生3人がステージに登場。楓ちゃんの背が伸び、見た目のバランスもいい組み合わせだ。 |
人数の多い2期生は2組に分かれての登場。まずは番号の大きい組で朝日、菊地、三宅がオンステージだ。 |
続いて2期生の番号が若い組である森田、河村、長野、酒井が反対サイドから登場。 |
最後は1期生5人が軽やかに走りながら入場。さすがの貫録を感じさせた。 |
ステージ上についに20人が勢ぞろい! これぞボクたちが求めていたアイドリング!!!だ。 |
中央に大きなハートマークをつくって1曲目の『SISTER』が終了。 |
いち恋(朝日、後藤)
朝日と後藤が学ランを着れば、もちろん『いち恋』! 4月のトークイベントで披露されて以来の熱唱にファンもヒートアップ。 |
HOT STAGEの大きな舞台が、チーム学ランの世界に支配されていた。このペアの存在感、ハンパなし。 |
観客席を埋め尽くした人、人、人! 見るからに圧も強く、おそらくAXやBLITZを超えるファンが詰めかけていたようだ。 |
Iのスタンダード
20人そろったからこそ披露できる『Iのスタンダード』。大川が全力疾走で歌いきる! |
『Iのスタンダード』。谷澤が七転八起のパフォーマンス! |
『Iのスタンダード』。恋愛禁止の外岡はファンに尽くしちゃう! |
『Iのスタンダード』。デビュー1年半の伊藤はまだまだ初心貫徹! |
『Iのスタンダード』。三宅のステージはもちろんいつでも正々堂々! |
『Iのスタンダード』。フォンチーはどんなアイドルがきても喧嘩上等!? |
『Iのスタンダード』。帰ってきた後藤の歌う姿はまさに千載一遇! |
『Iのスタンダード』。尾島が大盤振舞してくれるので、もらってあげたーい! |
25号・後藤が復帰のあいさつ
メンバーに促され、後藤が満場のファンに復帰の挨拶。みんなが待ち望んでいた瞬間だ。 |
感謝の言葉を口にする後藤。だが途中で言葉に詰まり出し、いつものこの表情が……。 |
否、いつものテンパりではなく、歓びの涙があふれ出てきたのだ。後藤の涙に会場は感動に包まれた。 |
挨拶を終えて列に戻るとふっと緊張が途切れ、橋本にもたれかかる後藤。まだまだアイドリング状態でいいのです。 |
ステージ終了後、ひとりだけ舞台袖からステージに飛び出し、「みんな大好き!」と叫んだ後藤。みんなも後藤が大好きだーっ! |
■セットリスト■
SISTER
キャラメルラテ飲み行こー!
いち恋
恋の20連鎖
Don't be afraid
Don't think.Feel!!!
Iのスタンダード
●IDOL SUMMER JUMBOREE @ SMILE GARDEN(27日 18:15)
屋外の無料観覧エリアに設置された“SMILE GARDEN”では、2日間合計4ステージの“アイドル・サマー・ジャンボリー”が開催された。アイドリング!!!など4~5組のグループから選抜メンバーが参加し、カバー曲や各グループの曲でコラボする注目のステージだ。
野外ステージのSMILE GARDENにて“アイドル・サマー・ジャンボリー”を開催。27日夜の回にはYGA、THEポッシボー、さくら学院が参加した。 |
このジャンボリーで大活躍していたのが12号・河村。4回中3回に出演し、さくら学院が出演したこのステージでは中3の武藤彩未に「お母さ~ん!」と呼ばれ、会場の笑顔を誘っていたぞ(実際の年齢差は7歳)。
もちろんそんなバラエティ要素だけではなく、河村は歌にダンスに熱いパフォーマンスを展開。アイドリング!!!の底力と目されるその実力をいかんなく発揮してみせていた。
アイドル・サマー・ジャンボリーは生バンドをバックに歌うのが魅力。生バンドの伴奏だから当然、歌もナマです! |
12歳のさくら学院・菊地最愛と、全員18歳以上の橘、谷、秋山がコラボ。こんな組み合わせ、TIF以外では絶対観られません! |
oh! yey! oh! yey! oh! yey! 河村と橘がYGAの『電撃少女』に参加。マイクを左右に持ち替える振り付けは見た目以上に難しいんです。 |
2日間で合計4ステージのジャンボリーにて毎回スパークしていた河村。大好きな緑色を生かした衣装で跳ねまくっていたぞ。 |
ちなみにこのジャンボリー、複数のグループが共演することから事前のリハーサルも行なわれていたが、十分な回数だったとは言い難い状況だった。しかも曲によっては生バンドとのコラボがぶっつけ本番というケースも。だが、そんなハンデを感じさせない熱いステージだったことは、現場で観覧した来場者が誰よりも実感したことであろう。
ジャンボリーの締めは毎回、全員が並んでの大合唱。これがまた楽しいんですわ。 |
■セットリスト■
無条件☆幸福
HAPPY15(THEポッシボー)
タッチ(岩崎良美)
六本木心中(アン・ルイス)
電撃少女(YGA)
FLY AWAY(さくら学院)
にんげんていいな(ガガガDX)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります