セガの人気アクションシリーズ『龍が如く』シリーズの総合監督、名越稔洋氏が、その名も“龍が如くスタジオ”を発足させました。“『本格的な人間ドラマ』が味わえる作品を創造し続けるクリエイター集団”と位置付け、同スタジオのロゴを作品のパッケージや販促物等に使用していくとのことです。
“龍が如くスタジオ”のクリエイター陣。左から横山昌義氏(『龍が如く』シリーズ シナリオ/演出)、佐藤大輔氏(『バイナリー ドメイン』ディレクター)、名越氏、菊池正義氏(『バイナリー ドメイン 』プロデューサー)、小川陽二郎氏(『クロヒョウ2 龍が如く阿修羅編』プロデューサー)。 |
名越氏は“龍が如くスタジオ”について「あまり業界の元気がない中で、クリエイターが顔を出して、改めて決意を持って何かをやる、恥じない物をつくるというというメッセージとしてとらえてもらえれば」とコメント。 |
そして、龍が如くスタジオが開発するタイトルの最新情報も発表されました。
●PSP『クロヒョウ2 龍が如く阿修羅編』(2012年春発売) |
2010年に発売されヒットした『クロヒョウ 龍が如く新章』の続編。今作では東京の“神室町”に加え、大阪の“蒼天堀”が舞台に。
架空の名前になってはいるものの、ひと目でどこがモデルかわかる街並みのグラフィック。 |
やじ馬が乱入してくるなど、バトルシーンにも新要素を追加する予定とのこと。 |
●PS3/Xbox 360『バイナリー ドメイン』(2012年2月発売) |
2080年の東京を舞台にしたアクション。一見するとサードパーソンシューティングですが、ボイスコマンドを使った戦闘やイベントシーンなど、独自要素が詰まっています。“龍が如くスタジオ”らしく、ストーリーにも力が入っていて、今回は豪華キャストが発表されました。
北村一輝(内務省警察局刑事 黒澤役) |
遠藤憲一(IRTA作戦本部司令官 フィリップス少佐役) |
武井咲(地下スラム街の少女 ユキ役) |
竹中直人(疑惑の天才科学者 天田洋二役) |
松方弘樹(地下スラム街の黒幕 三船役) |
●龍が如く5(対応機種、発売日未定) |
タイトル名のみが発表された『龍が如く』のナンバリングタイトル。名越氏によると「以前とは違う、新しい設計でつくる」とのことで、生まれ変わった『龍が如く』になりそうです。
セガには以前『スペースハリアー』や『バーチャファイター』などのヒット作品を生んだ“AM2研”という開発スタジオがありました。“龍が如くスタジオ”も、セガの“顔”となりそうな予感がします!
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