電子書籍端末の大本命! WiFi新搭載で薄く軽くなったソニーの海外版、新『Reader』
2011年09月01日 00時05分更新
ドイツ・ベルリンで開催中の“IFA2011ソニープレスコンファレンス”にて、海外版『Reader』の新製品『PRS-T1』が発表されました。
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おもな特徴は以下のとおり。
・WiFi機能を搭載、リーダーストアやGoogle Booksにアクセスし、直接本を購入したりダウンロードができる。
・ピンチイン/アウトに対応。
・前モデルより50グラムほど軽量化、さらに薄型に。
・サイズは6インチモデルのみ。色はホワイト・ブラック・レッドの3色。
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発売は10月予定。アメリカ、カナダをはじめ、全18ヵ国の発売が予定されています。残念ながら、現時点では日本は発売予定国には入っていません。が、近いうちに日本国内版の発表があるのでは……と期待! いや、発売してほしい!!
価格は、アメリカでの予想価格が149.99ドル。
ちなみに、昨年11月に発売された海外版の6インチ『Touch Edition PRS-650』の価格は229ドル(発表時)だったので、価格もだいぶ安くなっていますね。
では気になる仕様を写真とともにチェック!
■外観・仕様
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ベゼルはアルミ調の艶消しから、光沢のあるタイプへ。 |
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電源ボタンやUSB端子などのインターフェースは下部にまとめられました。裏側面にある拡張スロットはマイクロSDのみ。 |
■大きさ、軽さ
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旧モデル『PRS-650』と比較。左から、旧モデル、新Reader、新書。天地のサイズは少し大きくなりましたが、そのぶん細身に。 |
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厚さはわずか8.9ミリ。わかりづらいですが、1.4ミリ薄くなっています。 |
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重ねてみました。細身になったのがわかるでしょうか? |
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重量は168グラム。なんと50グラムちかく軽量になっています! |
■WiFiでネットワークに接続
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設定画面。新たにWiFiのネットワーク設定が追加されています。 |
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“Wi-Fi Settings”を選択するだけで、接続可能なネットワーク一覧が表示され、簡単に接続できます。 |
■便利な新機能
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うれしい新機能のひとつ、ピンチイン/アウトに対応。文字の拡大/縮小表示が格段に楽になりました。 |
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単語や文字を長押しすると、グーグルやウィキベディアへのリンクが表示されます。これは便利。 |
■ブラウザーも搭載
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ネットワーク接続すれば、搭載のブラウザーでサイト閲覧も可能。『週アスPLUS』のレイアウトも崩れずに表示されました。 |
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横表示への切り替えもできます。 |
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URLを入力する際は、下にソフトキーボードが表示されます。 |
前モデルを発売日当日に買ったReader愛用者としても、今回の新Readerはかなり魅力的。
Readerの長所である読みやすさや軽さ、コンパクトさをそこなわず、新機能を搭載している点は高評価。
あとは日本国内版の発表を待つばかりです。続報に期待!
■Reader『PRS-T1』の仕様
・ディスプレー 6インチ電子ペーパー(600×800ドット)
・内蔵メモリー 2GB
・ネットワーク WiFi
・サイズ、重量 110(W)×8.9(D)×173(H)mm、168g
※今回紹介している『Reader』は試作機のため、画面の表示などが変更になる場合があります。
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