既報のとおり、週アスPLUSで好評連載中の『時ドキ荘!』の単行本が、9月27日、電撃コミックEXシリーズで発売されます。
今回は、単行本化記念企画の第2弾として、作者TNSK先生に、『時ドキ荘!』製作の裏側をお伺いしました!
個性豊かなキャラクター
村野(担当編集) 個性的なキャラが多く登場する『時ドキ荘!』ですが、TNSK先生のお気に入りキャラは誰ですか?
TNSK 基本的に全員好きですね。というよりは、毎回お話を考えている時にその話の主役みたいなのを最初に決めるんですが、その時はだいたいその子に恋してます(笑)。でも強いて言うなら、イリーナが動かしやすくて好きです。
関西弁のロシア人イリーナ。そのうえ美人で腕っぷしも強いというテンコ盛りキャラ。
村野 イリーナは元気があって引っ張っていくタイプですもんね。ほかにはいますか?
TNSK あとミサキがぶっ飛んでいて出番少ないながらも好きです(笑)。
リサの幼馴染、リサを付け回して写真をコレクションするほどリサが大好き!(笑)
村野 それぞれのキャラに、モデルがいたりするのでしょうか?
TNSK イリーナとアキは実は昔からいたオリジナルキャラクターでした。
村野 主人公、リサについては?
TNSK リサは「普通」を目指してあのような感じに…でも今思えばもっと普通でも良かったと思います。
ファッションも多様な主人公リサ。「普通」なハズが、地震予知ができたり、超手先が器用だったりと、意外な才能を見せる面も。
村野 リサも、周りに影響されてか、普通じゃなくなりつつありますね(笑)
TNSK あとリサだけ唯一ファッションに興味あるという普通っぷりで、時間荘の中では逆に浮いてますね。キツネ&ヒメは近所の長屋に住んでいた貧乏な親子が頭のどこかにこびりついていたのだと思います。実際はこんな親子愛を垣間見ることもできないくらいのアレな感じでしたが…。
村野 あのふたりにモデルがいたのは意外でした(笑)長屋のオジさんもキツネのお面をかぶっていたのでしょうかw
キツネ&ヒメのコンビは、しっかりものの娘とダメパパをエスカレートさせたような構図。
単行本の見どころ
村野 では、改めて単行本収録作を見て、ご自身のご感想を。
TNSK 通しで見ると僕もこの子たちも一緒に成長しているなあと思うと感慨深いです。そしてまとめて読むと、マンガの中で住人たちがちゃんと生活してる感があってうらやましいなあこんな生活したいなあとジタバタしたりします。
村野 お気に入りのエピソードはありますか?
TNSK 雪遊びとか流しそうめんとか季節ものがなんだか雰囲気あって好きです。キャラがいきいきしてますね。見ていて元気が出ます。
村野 この2本は、単行本で楽しんでもらえますね!
雪合戦や流しそうめんなど、様々なイベントが行われるのも、時間荘生活の楽しいところ。
と、いうわけで、インタビュー前半はここまで。次回は、『時ドキ荘!』製作にまつわる苦労話などをお聞きしちゃいます!
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