TDPはそのままでCPUコア数や内蔵RADEONがパワーアップ |
AMDのロークラスFusion APU、Eシリーズがマイナーアップデート。新しく登場したのはノートPCやベアボーン、デスクトップ向けマザーに採用されてきたRADEON HD6310(492MHz)を内蔵する『E-350』(1.6GHz)の1ランク上のAPUで、型番は『E-450』(1.65GHz)だ。同APUはRADEON HD6320(508-600MHz)を内蔵し、E350同様デュアルコアのAPUでTDPは18W。E-350よりもほんのちょっとクロックアップしたモデルとなる。
デル『Inspiron M102z』はすでにE-450を採用 |
ちなみにデルではすでにE-350を採用していた『Inspiron M102z』をE-450に切り替えて発売。E-450はE-350同様、今後も薄型軽量ノートに採用されていくと思われる。
3Dゲーム性能がややアップ |
また、国内ではあまりなじみがない1コアAPU『E-240』(1.5GHz)も上位モデル『E-300』(1.3GHz)を追加。同APUはE-240内蔵RADEON HD6310(500MHz)を488MHz駆動にクロックダウンし、CPUコア数を2コアに増加したモデルだ。TDPはいずれも18W。
ほか、RADEON HD6250(277MHz)を内蔵する1コアAPU『C-30』(1.2GHz)やRADEON HD6250(276MHz)を内蔵する2コアAPU『C-50』(1GHz)の上位となる『C-60』(1-1.33GHz)を発表。同APUは、RADEON HD6290(276-400MHz)を内蔵する。TDPは下位モデルと同じく9W。
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