『アサシン クリード』シリーズは、主に中世を舞台に暗殺者の戦いを描く人気のアクションゲーム。その原案画に加え、ゲストアーティストの手による作品やコンテスト入賞作品を集めた“アサシン クリード アート展”が、8月13日まで東京・青山のスパイラルガーデンで開催中です。
展示されている原案画は、ゲームを開発したモントリオールスタジオのスタッフが手掛けたもの。実物を見る機会がめったにないものだけに、初日から多くの来場者がつめかけていました。
暗殺者という設定だけに、主人公がほとんど顔を見せることがないシリーズ。原画にもその独特の雰囲気があります。 |
中世のイタリアや中東地域といった、美しい街並みもシリーズの魅力。 |
このアート展のもうひとつの注目が、有名アーティストの手による作品。『アサシン クリード』の世界を描きながらも、その人独特の作風が感じられます。
橋本祐介氏 |
人気ゲーム『ベヨネッタ』のプロデューサーでもある橋本氏の作品は“アサシンに殺される瞬間の目線”で描いたとのこと。 |
惣領冬実氏 |
『アサシン クリード』と同じく中世イタリアが舞台の『チェーザレ 破壊の創造者』を連載する漫画家、惣領氏の作品も展示。 |
岡崎能士氏 |
『AFRO SAMURAI』の原作を手掛けた岡崎氏は、もちろんアサシンを描いてもかっこいい! |
森本晃司氏 |
「アサシン クリードの世界をゼロからつくったとしたら」という森本氏の作品はカラフルな色使いが印象的。 |
そして、このアート展に合わせて公募されたコンテスト“アサシン クリード クリエイティブアワード”の入賞作品も展示されています。アート展の初日には授賞式も行なわれました。
森本晃司賞 貢藤匠さん、榎教弘さん、片岡勇士さん |
3DCGで制作し、背景、キャラなどに分担して作業した作品。受賞のコメントも、グループの仲間への感謝を強調していました。 |
岡崎能士賞 梁取ケイさん |
コンテストへの応募自体が初めてだったという梁取さん(右)。岡崎氏は「色みや奥行き感など、僕が普段描いている絵や描きたい絵に近かった」と選出した理由を語りました。 |
グランプリ 韮澤忠信さん |
“本能寺の変にアサシンが絡んでいたら?”というユニークな設定を描いた作品。「日本を舞台にした外伝も開発してほしい」という思いもあるそうです。 |
会場にはここで紹介した以外にも多数の作品が展示されているほか、ポスターやTシャツ、iPhone4ケースなど、アート展のオリジナルグッズも購入可能。ゲームの世界の広がりを感じられるこのイベント、必見です!
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