レノボ・ジャパンが8月2日、Android3.1搭載のタブレット『ThinkPad Tablet』と『IdeaPad Tablet K1』の発表会を開催。2機種のスペックは既報のとおりだが、発表会ではUIや周辺機器も新たに公開。注目のポイントを写真で紹介します。
■ThinkPad Tablet |
5月に発表したノートPC『ThinkPad X1』と同じく、液晶面には強度に優れた“ゴリラガラス”を採用し、ThinkPadシリーズの耐久試験として有名な“拷問テスト”もクリアーしている。
残念ながら当面は法人向けの販売のみ。ただ、時期は未定だが、個人向けに販売する可能性もあるとのこと。
本体側面のインターフェースはこんな感じ。
下側面 |
ミニUSBとミニHDMIのほか、中央に周辺機器のドックに装着する際のドッキングポートを備える。
ドッキングポート左のカバーを開けるとSDカードとSIMカードのスロットがある。ただし、販売するモデルはWiFiモデルのみで、3Gモデルの販売は検討中ながら現時点では未定。
上側面 |
ボリュームボタンのほか、32GBモデルと64GBモデルに付属するタブレットペンが収納されている。
展示機にはペン入力に対応したメモアプリが同梱されており、文字認識の精度は良好。
手書き文字を認識して自動変換
左側面 |
通常サイズのUSB2.0端子を備える。右側面にはボタン類はなし。
■IdeaPad Tablet K1 |
個人向けに販売するモデルで基本スペックはThinkPad Tabletと同じ。背面は流線型のデザインになっており、カバーの色はホワイトとレッドの2色を用意する。ボタンやポート類は本体左と下の側面に配置されている。
左側面 |
電源や音量ボタンのほか、本体の下側(写真左側)寄りにはカバー付きのマイクロSDカードスロットを備えている。
下側面 |
マイクロHDMIポートのほか、ThinkPad Tabletと同じくドッキングポートを搭載。
このほか、本体正面の左側には“4in1 OFNボタン”と呼ばれる光学センサー付きのボタンを備えており、“押す”、“なぞる”といった操作に応じて4つの動作をボタンひとつで実行できる。
また、発表会では2つの端末の周辺機器も紹介。ThinkPad Tabletでは専用ドックのほか、ThinkPadシリーズのキーボードをイメージした“キーボード・フォリオ・ケース”を展示していた。
キーボード・フォリオ・ケース |
キーボードのデザインはX1やThinkPad Edgeシリーズと同じアイソレーションタイプを採用。中央にはシリーズのシンボルである赤いトラックポイントを備えているが、ThinkPadシリーズで採用されているスティックタイプではなく、光学式のもの。操作感はBlackBerryのポインティングデバイスに近い印象だった。
本体との接続は、端末左側面のUSBを通じて行なう。角度は3段階で調節でき、調節用の溝には磁石が仕込まれていて、ディスプレーをタップしてもしっかり固定されていた。
また専用の”ThinkPad Tablet ドック”は本体下側のドッキングポートを使って接続する仕様。
ThinkPad Tabletドック |
ドックの背面にはThinkPadのノート用ACアダプターを挿すための端子を備えている。ノート用ACアダプターを使うことで、充電時間を標準ACアダプターの半分にできるとのこと。
また、IdeaPad Tablet K1用のチャージャードックも展示していたが、こちらはノート用ACアダプターには非対応。
周辺機器の提供時期については、ThinkPad Tablet用のものは9月上旬の製品出荷タイミングで用意する予定だが、IdeaPad Tablet K1のチャージャードックは8月26日の量販店での販売開始よりも少し遅れて発売するとのこと。
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