週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

レノボのAndroidタブレット2機種と周辺機器を写真レポート

2011年08月04日 09時00分更新

 レノボ・ジャパンが8月2日、Android3.1搭載のタブレット『ThinkPad Tablet』と『IdeaPad Tablet K1』の発表会を開催。2機種のスペックは既報のとおりだが、発表会ではUIや周辺機器も新たに公開。注目のポイントを写真で紹介します。

■ThinkPad Tablet
レノボタブレット

 5月に発表したノートPC『ThinkPad X1』と同じく、液晶面には強度に優れた“ゴリラガラス”を採用し、ThinkPadシリーズの耐久試験として有名な“拷問テスト”もクリアーしている。
 残念ながら当面は法人向けの販売のみ。ただ、時期は未定だが、個人向けに販売する可能性もあるとのこと。

 本体側面のインターフェースはこんな感じ。

下側面
レノボタブレット

 ミニUSBとミニHDMIのほか、中央に周辺機器のドックに装着する際のドッキングポートを備える。

レノボタブレット

 ドッキングポート左のカバーを開けるとSDカードとSIMカードのスロットがある。ただし、販売するモデルはWiFiモデルのみで、3Gモデルの販売は検討中ながら現時点では未定。

上側面
レノボタブレット

 ボリュームボタンのほか、32GBモデルと64GBモデルに付属するタブレットペンが収納されている。

 展示機にはペン入力に対応したメモアプリが同梱されており、文字認識の精度は良好。

手書き文字を認識して自動変換

レノボタブレット
レノボタブレット
左側面
レノボタブレット

 通常サイズのUSB2.0端子を備える。右側面にはボタン類はなし。

 

■IdeaPad Tablet K1
レノボタブレット

 個人向けに販売するモデルで基本スペックはThinkPad Tabletと同じ。背面は流線型のデザインになっており、カバーの色はホワイトとレッドの2色を用意する。ボタンやポート類は本体左と下の側面に配置されている。

左側面
レノボタブレット

 電源や音量ボタンのほか、本体の下側(写真左側)寄りにはカバー付きのマイクロSDカードスロットを備えている。

下側面
レノボタブレット

 マイクロHDMIポートのほか、ThinkPad Tabletと同じくドッキングポートを搭載。

 このほか、本体正面の左側には“4in1 OFNボタン”と呼ばれる光学センサー付きのボタンを備えており、“押す”、“なぞる”といった操作に応じて4つの動作をボタンひとつで実行できる。

 また、発表会では2つの端末の周辺機器も紹介。ThinkPad Tabletでは専用ドックのほか、ThinkPadシリーズのキーボードをイメージした“キーボード・フォリオ・ケース”を展示していた。

キーボード・フォリオ・ケース
レノボタブレット

 キーボードのデザインはX1やThinkPad Edgeシリーズと同じアイソレーションタイプを採用。中央にはシリーズのシンボルである赤いトラックポイントを備えているが、ThinkPadシリーズで採用されているスティックタイプではなく、光学式のもの。操作感はBlackBerryのポインティングデバイスに近い印象だった。

 本体との接続は、端末左側面のUSBを通じて行なう。角度は3段階で調節でき、調節用の溝には磁石が仕込まれていて、ディスプレーをタップしてもしっかり固定されていた。

レノボタブレット
レノボタブレット
レノボタブレット

 また専用の”ThinkPad Tablet ドック”は本体下側のドッキングポートを使って接続する仕様。

ThinkPad Tabletドック
レノボタブレット

 ドックの背面にはThinkPadのノート用ACアダプターを挿すための端子を備えている。ノート用ACアダプターを使うことで、充電時間を標準ACアダプターの半分にできるとのこと。

レノボタブレット
レノボタブレット

 また、IdeaPad Tablet K1用のチャージャードックも展示していたが、こちらはノート用ACアダプターには非対応。

 周辺機器の提供時期については、ThinkPad Tablet用のものは9月上旬の製品出荷タイミングで用意する予定だが、IdeaPad Tablet K1のチャージャードックは8月26日の量販店での販売開始よりも少し遅れて発売するとのこと。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります