10.1インチ液晶タブレットは「持ち歩くには大きすぎる」と考えるヒトはいませんか? かくいう私もまさにそう。大きさも重量も片手持ち操作が厳しく、席に座れないと動画鑑賞もほぼムリ。そんな悩みに応えるお手ごろサイズの7インチタブレット『GALAPAGOS(A01SH)』がイー・モバイルから登場しました。しかも、最新OSのAndroid3.2を搭載!
Android3.2はスマホ向けアプリの拡大表示モード、10.1インチ以外の液晶サイズへの最適化、アプリのSDカード内データの直接読み込みのサポートなど、細かくブラッシュアップされています。ただし、定番のスマホ向けアプリはAndroid3.1でもふつうに動くものが多いので、3.1と3.2の差はあまり感じないかもしれません。
液晶パネルはTN方式 |
TN方式の7インチ液晶の解像度は1024×600ドット。視野角はややせまい印象。 |
背面はアルミ合金パネル |
LEDフラッシュ付きのアウトカメラは約500万画素。インカメラは約200万画素。 |
インターフェースはマイクロHDMI、マイクロUSB、マイクロSDHCカードスロットと必要最低限といった印象。本体のUSB充電はできず、ホストモードにも非対応なのでUSB外付けHDDは使えません。キーボードなどの外付け機器の接続はブルートゥース経由ですね。ACアダプター重量は暫定値で約120グラム。
上面 |
電源のほか、イヤフォンジャック、ボリュームボタンを搭載。 |
下面 |
マイクロHDMI、USBとマイクロSDHCスロットなどを搭載。2GBのSDカードが付属する。 |
重量は約389グラムと軽くホールド感も良好。体感重量はそこそこあるため、片手操作は手の小さい女性には少し厳しいかもしれません。通信は11b/g/n無線とブルートゥースのみなので、出先でネットに接続するには別途無線ルーターか公衆無線LANが必要。バッテリー容量は3.7ボルト換算で3240mAhで、駆動時間は静止画表示時が約7.5時間、動画再生時で約6時間となっております。
片手持ち操作が可能 |
重量は約389グラムで片手で操作可能。手の小さい女性にはやや厳しいかも? |
出先のネットはルーターで |
3G回線は非搭載。出先でのネット接続には無線ルーターを利用する。 |
処理性能は、試作機の『AnTuTu Benchmark』のトータルスコアーが5028前後と、2585スコアーの『GALAXY Tab』の約2倍近い性能を叩き出しました。ちなみに、『Quadrant Standard Edition』の平均スコアーは2101前後。フルHD動画再生でもコマ落ちはありませんね。
搭載アプリは、シャープの液晶テレビ『AQUOS』、BDレコーダー『AQUOSブルーレイ』との連携機能を搭載。3つの電子辞書を利用できる『GALAPAGOS App for Tablet』のほか、オフィス文書を編集できる『Document To Go(完全版)』もプリインストール。電子書籍サイト『TSUTAYA GALAPAGOS』も利用できます。
最新OS 3.2を搭載! |
アプリのSDカード内データ読み込みなど、細かい機能が追加されている。 |
電子書籍サービスに対応 |
新聞や雑誌が購入できる電子書籍サービス『TSUTAYA GALAPAGOS』に対応。 |
7インチ液晶機と言えば、8月中旬発売予定のCamangi Japan製タブレット『Camangi Mangrove7・WiFi』(予想実売価格 4万9800円前後)がライバル製品になりそう。インターフェース形状がまったく同じに見えるのは気のせいかしら?
GALAPAGOS(A01SH)
●イー・モバイル(シャープ製)
●8月下旬発売予定(価格未定)
CPU | Tegra2(デュアルコア、1GHz) |
OS | Android 3.2 |
メモリー | 1GB |
内蔵フラッシュ | 8GB |
バッテリー | 3240mAh(3.7V換算) |
液晶 | マルチタッチ対応7インチ(1024×600ドット) |
通信機能 | 11b/g/n無線LAN、Bluetooth |
インターフェース | マイクロHDMI、マイクロUSB、マイクロSDカードスロット |
サイズ/重量 | 122(W)×195(D)×12.6(D)mm/約389g |
おやおや? ジャイアン鈴木さんがそわそわしはじめましたよ? ずっと7インチタブレット欲しがってましたが、某銀河のタブは「スマホがデカイだけ」と嘆いておられましたので、この展開はきっと……。
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