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著名ゲームクリエイターたちがMobageでソーシャルゲーム開発に乗り出す!

2011年07月25日 23時25分更新

 ゲームメーカー、AQインタラクティブと、“モバゲー”で知られるディー・エヌ・エーが、スマートフォン向けゲームアプリ開発の相互協力で合意。その皮切りとなる企画“スーパークリエイターズ”を発表しました。
 その企画名とおり、著名ゲームクリエイターたちがスマホ向けソーシャルゲームを開発します。“スーパー”と名乗るだけあって、顔ぶれが豪華! 

稲船敬二(comcept 代表取締役)
“スーパークリエイターズ”発表会
カプコンで『ロックマン』や『鬼武者』、『DEAD RISING』シリーズを制作し、昨年独立。現在開発中の『JJ ROCKETS(仮称)』はアクションゲームとのことで、「凝れば凝るほどソーシャルとしてはどうかな、シンプルすぎるとアクションが物足りないな、というところを解決するものをつくりたい」と意気込みを語りました。
須田剛一(グラスホッパー・マニファクチュア CEO)
“スーパークリエイターズ”発表会
『Killer7』、『NO MORE HEROES』など、独特の世界観をもったタイトルを制作。“スーパークリエイターズ”では『NO MORE HEROES』のスマホ版を開発すると発表しました。バイオレンス表現が特徴的な同シリーズだけに、「いちばん血が出るソーシャルゲームを目指す」と冗談とも本気ともつかないようなコメントも。
中裕司(プロぺ 代表取締役)
“スーパークリエイターズ”発表会
セガで『ソニック』や『ファンタシースター』シリーズを手掛けたクリエイター。現在、位置情報連動型の育成ソーシャルゲームを開発中とのこと。「“Unreal”や“Unity”などのゲームエンジンを使うことで、スマホでも既存のゲーム機とそん色ない表現ができるとことまで来ている」と、スマホの可能性に期待を寄せていました。
はしもとよしふみ(マーベラスエンターテイメントCCO)
“スーパークリエイターズ”発表会
『牧場物語』や『ルーンファクトリー』シリーズなどを制作。スマホでも『牧場物語』をリリースするとのこと。「友だちとのつながりや、季節や天候と連動させたイベントなど、コンシューマー機ではできないもの目指す」と語りました。
船水紀孝(クラフト&マイスター取締役)
“スーパークリエイターズ”発表会
『ストリートファイター』シリーズや初代『モンスターハンター』などを手がけたクリエイター。開発中のタイトルは明らかにしませんでしたが、自社のソーシャルゲームブランド『生ゲー』を発表しました。“新鮮”、“ライブ感”、“旬”といった意味があるとのこと。


 どのクリエイターも、ソーシャルゲームやスマホに対して本気だということが強く伝わってきました。そのいっぽうで、稲船氏が「ソーシャルゲームのキャラデザインは何かのマネをしているようなものが多い」と語るなど、コンシューマーゲームでヒット作を生み出してきたプライドのようなものがときおり顔をのぞかせていたのが印象的。どんなタイトルが出てくるか注目です!
 

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