筆者がニューヨークに取材で滞在中、ニュースサイトをチェックしていると、「Android Marketがアップデート! アメリカでは映画のレンタルもスタート」という記事を発見。アプリの購入などAndroid Marketの基本的な使い方は日本でもテストできるが、映画レンタルなどアメリカオリジナルのサービスは今じゃないとテストできない!ってことで、さっそく手元にあった3台のAndroid端末でチェックしてみた。
3台で最新版をチェック
↑左からドコモの『REGZA Phone T-01C』、AT&TのSIMを挿した『Xperia Play』、現地で購入したVirgin mobileの『LG Optimus V』。
3台の端末でAndroid Marketのアイコンをタップして、起動してみると微妙な違いがある。
アメリカの携帯会社として通信を行なっているXperia PlayとOptimus Vはトップページのデザインが同じだが、REGZA Phoneは、アプリページがトップになっている。日本のSIMでは、映画レンタルや書籍といったサービスへそもそもアクセスできないというわけだ。
さらに、アメリカでも携帯会社が違えば表示される項目は違っていて、Xperia Playには“書籍”と“映画”の項目が追加され、Optimus Vには“映画”の項目がなく“書籍”だけ。
ドコモはアプリから
↑ドコモの場合はトップページがアプリのジャンルとなっている。
Virgin mobileは書籍だけ
↑映画の項目はなく“アプリ”、“ゲーム”、“書籍”の3項目のみ。
AT&Tはフル表示
↑映画の項目も用意されており、フルでサービスが使える。
アメリカでのサービスが使えないドコモのREGZA Phoneはあきらめて、ほか2台にしぼってテストをしてみる。
まずはVirgin mobileでの書籍の購入。買いたい本を探してタップしていけば、本の詳細ページにたどり着き、価格と無料サンプルが選べるようになる。
無料サンプルをタップすると、“ブックス”(これもアメリカ専用の電子書籍アプリ)が起動し読むことができる。
書籍の購入ページ
↑価格をタップすると購入、“無料サンプル”をタップすると、一部のページが閲覧できる。
ブックスで閲覧
↑Googleの電子書籍リーダー“ブックス”。書籍のサービスはこのアプリを使う。
ところが、価格のアイコンをタップして書籍を実際に購入しようとすると、エラーが表示されて購入できず、その先に進めない。
エラーで買えない!
↑有料アプリは問題なく購入できたが、書籍はCheckoutのエラーで購入できなかった。
気を取り直して、AT&Tを挿したXperia Playで映画のレンタルをテスト。こちらも映画の詳細情報まではチェック可能。さらに支払い方法まで選べる!
レンタル料は2.99ドルから3.99ドル
↑作品によっても違うが、レンタル料金は2.99ドルから3.99ドルといった相場。
支払い方法も選べる
↑映画の詳細ページで、“$**でレンタル”をタップすると、支払い方法の選択画面に切り替わる。もしかすると……。
しかし、支払い方法を選択する画面では、通常使用している日本発行のクレジットカードがグレーでの表示となり選択できない!
タップしてもダメ
↑支払いに使用するクレジットカードをタップしても選択できないようになっている。
どうやら、書籍も映画レンタルも日本発行のクレジットカードは利用できず、アメリカ発行のクレジットカードを登録しているユーザーのみ利用できるようだ。うーん、アメリカ発行のクレジットカードが欲しい!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります