PS3用地デジチューナー『torne』(トルネ)が大幅アップデート! 編集部のトルネもさっそくバージョンアップしたので、注目機能の使用感をレポートします!
●トルネ屋
トルネの有料追加機能を購入できるストア。PS3の機能として“PlayStation Store”がありますが、トルネ屋はその出張所のような感じです。アカウントやクレジットカード情報などは共通で使えるので、PS Storeを使ったことがある人なら新たな入力は必要なし。PS Storeでゲームやビデオの中からトルネの機能を見つけるより使いやすいと思います。ゲームの追加アイテムでもこの方式を希望。
追加機能がオブジェとして並んでいるなど、けっこう凝ったデザインになってます。 |
カート画面はPS Storeと共通。クレジットカードのほかにプリペイドカードも使えます。 |
●レコ×トルネ(1800円)
トルネ屋で購入できる追加機能。対応するBDレコーダーと連携して、レコーダー内のビデオをトルネから再生したり、レコーダーの番組表をトルネから参照して録画予約も可能。まるでトルネがBS/CSに対応したかのようなアップデートです!
対応レコーダーとPS3を同じルーターに接続。双方の機器で相手側の機器を登録すれば、トルネからレコーダーのデータを参照可能になります。 |
トルネでBSの番組表が! レコーダーとは比べ物にならないほどのキビキビ動作なので、“レコ×トルネ”を導入すれば、ほぼトルネでの操作がメインになると思います。 |
レコーダーへ録画する場合は、もちろん録画モードもレコーダー搭載のものから選択できます。検証に使った『BDZ-AX2000』の録画モード“XSR”“SR”などが表示されています。 |
レコーダー内のビデオは、トルネで録画したビデオと同じ感覚で扱えます(もちろん機器ごとのソートも可能)。ただ、レコーダー内のビデオだと、サムネイルは非表示に。 |
レコーダー内のビデオを再生する場合、トルネへ転送するためか、開始するまでに若干時間がかかります。といってもせいぜし5秒程度ですが……。気になる人はルーターへの接続はお互い有線にしておくとよさそうです。 |
●リモートプレイ機能の強化
PSPからインターネットでPS3に接続して、トルネの操作が可能に。これで、「やべー今夜の番組の録画予約忘れた!」という場合でも安心。“レコ×トルネ”を導入していれば、しっかりBS/CS番組の予約までできます。
ネットを経由するだけに操作にラグが出るものの、番組表の閲覧や予約作業には問題ないレベル。 |
自宅でPS3とアドホック接続してのリモートプレイではテレビを表示することができるんですが、ネット経由では不可。残念……。 |
●ライブ機能の強化
テレビ画面に表示されるTwitter機能の強化です。これまでは画面右にタイムラインが表示されていましたが、新たに画面下にタイムラインを表示させ、テレビ画面を大きくするモードを追加。よりリアルタイム性もアップしていて、“実況”が楽しくなります!
某天気情報コーナーに出てくる某キャラが登場したときの盛り上がり! ツイートが多いと流れるスピードも速くなっていい感じ。 |
ほかにも早見再生の速度調整が細かくできるようになったり、ビデオ検索が日付けでできるようになったり、使い勝手が大幅によくなってます。
“レコ×トルネ”機能は「レコーダーがあるならわざわざ導入する意味ない」という意見もあるかもしれませんが、リビングにレコーダー、自室ではPS3×トルネ、という使い方をしているような人は有料でも損はしない機能だと思いますよ!
『torne』
ソニー・コンピュータエンタテインメント
実売価格 9000円前後
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