作者名:Crafty Apps
価格:3.99ポンド
カテゴリ名:ツール
バージョン:1.0.21u2
作者サイトURL:http://zoom.dinglisch.net/
「Tasker」は、特定の条件を満たした際に自動で実行される動作を設定する、端末の標準機能を拡張できるツールです。
お好みのアプリをそろえ設定も終えれば、あとは特に不満なくAndroid端末を使っている人も多いはず。しかし「Tasker」というツールを使うと、「マップを起動するとGPSをオンにする」「自宅を離れるとWi-Fiをオフにする」といった、標準状態では設定できない機能をカスタマイズできます。
しかもそのカスタマイズの可能性は無限! アプリ内の文字はすべて英語ですが、一度設定方法を覚えれば簡単に設定できます。ここでは「Googleマップを起動するとGPSをオンにする」という設定を行なうことを例に、「Tasker」の基本設定方法を紹介します。
初めて起動したときは、「Tasker」利用にあたっての注意や概要が表示されます。「OK」をタップして、画面を進めましょう。
これが「Tasker」の基本となる最初の画面です。まずは「New」をタップしましょう。
設定する機能に名前を付けます。あとで変更もできるので、ここでは簡単にMapとしておきましょう。
次はContextを選択します。これは“どんな条件で”の設定部分で、アプリや時間、日付、場所などを選べます。今回は「Application」を選びます。
表示されたアプリ一覧から「マップ」を選択し、「Done」をタップします。ほかにも同じ設定をしたいアプリがあれば、そのアプリも選択しておきましょう。
次にTaskを設定します。これは“何をするか”の設定部分で、初回は「New Task」をタップしましょう。次回以降、一度設定したTaskは選択するだけで流用できます。
次にTaskの名前を入力します。今回は「GPS」とでも入力しましょう。
Taskの編集画面です。左下にある「+」のアイコンをタップします。
何をするか、がカテゴリごとにまとまっています。できることは200種類近くもあります。今回は「Misc」を選びます。
表示されたアクションの中から「GPS」をタップしましょう。
「Tasker」の設定中には、このようにTipとして情報が表示されることがあります。「OK」をタップすれば、元の画面に戻れます。
Taskの設定画面に戻ったら、「Set」をタップしましょう。
初期状態ではここまで設定した内容が「Off」になっているので、「On」をタップします。すると「Tasker」起動時は、ここまで設定した内容が自動で作動するようになります。
設定した内容が「Tasker」の基本画面に登録されました。
では、この状態でマップを起動してみましょう。
自動でGPSを起動するかどうかの選択が表示されました。なお、今回設定したのは基本中の基本的な使い方ですが、たとえば逆に「マップを閉じるとGPSをオフにする」といったことも簡単にできます。
設定の自由度がとにかく高いだけに、始めは何をしていいか戸惑うかもしれません。しかしその分、使いこなせばAndroid端末を「自分仕様」にでき、使い勝手が劇的に向上します。公式サイトでは1週間の無料版も配布されているので、まずはそちらから試してみてはいかがでしょうか?
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